あなたは仕事において一番重要視している事は何ですか?
私は質などよりも圧倒的に速さを最重視しています。
どんな仕事が来たとしても、とにかく仕事がスピード感を持って返すという方針でやっています。
どうして、速さが重要なのでしょうか。
速ければ修正が出来る
例えば納期が5日の仕事があったとします。
納期ぎりぎりに提出して、万が一ミスがあったとしたらどうしますか?
間違いなく先方に謝って納期を伸ばしてもらうことになりますよね。
またクオリティー面でも先方の考えと一致しなければ、やり直しが必要です。
しかしこれが、3日目に提出していたとすればどうでしょうか。
ミスがあったとしても、クオリティーに問題があったとしても、残り2日あれば何とか修正が出来るはずです。
なので、私は納期ぎりぎりに提出することは極力避けています。
納期の期間が短い場合は?
とは言っても、そもそも納期までの期間が短い仕事も存在します。
本来であれば5日かかる仕事なのに、3日で仕上げて来いという事も普通にあります。
そのような時は、まず交渉してみましょう。
交渉が成功したとしても、納期をずらすのではなく、最初の要望であった3日で提出するようにしましょう。
そうすることで、先ほども言ったようにミスの修正が可能になります。
とにかく、余裕をもって提出することが重要なのです。
ただ、ほとんどの場合は交渉が成功しません。
そのような時は、区切りのいいところで途中報告として提出しましょう。
そうすることにより、認識違いやミスを事前に把握できます。
早い段階でそれが分かれば、徹夜をしてでも納期に間に合わせることが出来るでしょう。
クオリティーは本当にどうでもいいのか?
仕事においてクオリティーを重要視する場面も出てきますが、ある一定の職種を除いてはどうでもいいと考えています。
そのある一定とは、デザイナーや医療関係などです。
デザイナーはクオリティーを求められる仕事なので、速さよりもクオリティーを重視するべき場面も出てくるでしょう。
だからと言って、速さはどうでもいいのかというと、そういう事ではありません。
理想としては、速さもクオリティーも重視できるようになるのがベストです。
もっと言うと、速さ7割・クオリティー3割ぐらいで速さ重視でもいいぐらいです。(そのほかの仕事は、速さ9割・クオリティー1割)
次に、医療関係については、当たり前ですが人の命が掛かっているので、クオリティーを疎かにしてはいけません。
と言っても、早く対応しなければ、それもそれで命を奪ってしまうかもしれません。
時間をかけるべき部分にはしっかり時間をかけ、そのほかの部分で省略できる部分は徹底的に省略しましょう。
速さ重視の人間になる方法とは?
理屈は分かったけれど、実際に速さを重視できる人はそれほどいません。
どうしてもクオリティーを気にしたり、そもそも行動が遅かったりと、理由はそれぞれですが、本当に遅い人が世の中に溢れています。
この行動の遅さを解決するコツは、「今やっている仕事は本当に必要なのか?」を考える事です。
例えば、資料の微調整をしたり、不必要なチェックをしたりと、あなたにも思い当たる部分があるのではと思います。
正直、一度しか使わないような資料など数字さえ合っていればデザインなど適当で大丈夫です。
お客様用のプレゼンだって伝えたい事が分かれば、無駄なデザインは必要ありません。
社内向けのメールに対して誤字脱字チェックなんて本当に必要ないと思います。
このような小さな無駄が重なって、行動が遅くなっていることに気が付いてください。
そうすれば、仕事が速い人になれるはずです。
まずは、自分自身を見つめなおして、「仕事が速い人」なのか「遅い人」なのかを確かめてみてください。