ブログを始めて7年が経過し、少ないながらも閲覧数が上がってきました。
しかし、今年に入ってからは目に見えてアクセス数が落ちてきており、ブログ単体では赤字になってしまう状態です。
何とか、この状況は打開しようと様々な事を始めているのですが、どれも上手く行っていません。
ただ、一つ気が付いた事があります。
それがタイトルにもあるように「量よりも質」と言う事です。
昔から量よりも質が重要である事は分かっていたのですが、2020年に入ってさらに質が重要になったように感じます。
今回はどうすれば質の良い記事が書けるのかを考えていきます。
ターゲットを決めて何かを解決する記事を書く
これまでは、このブログでは自分の好きな事を記事にして、まるで自己満足のような運営をしていました。
しかし、自己満足では残念ながらアクセスを稼ぐ事は出来ませんでした。
もう少し正確に言うと、自己満足でも誰かの為になるような記事を書いてきたのですが、それでは弱すぎたと言う事です。
なので、2020年に入ってからGoogle検索で上位が取れなくなり、大幅にアクセスを落としてしまいました。
そこで、記事の書き方について改めて重要な事を考えました。
それは、「誰の為に、何を解決できるのか?」です。
この記事によって誰かの、何かを解決できなければ記事としての価値はゼロと言う事です。
例えば、当ブログで人気の記事で「Beats Xの修理にかかる日数&壊れた時に試したい事」があります。
こちらは、Beats Xが壊れてしまった人に対して治す方法と、修理にどれぐらいの期間がかかるのかの情報を提供しています。
治す方法が分かるのはもちろん価値がありますし、どのくらいの日数がかかるのかも、多くの人が気になるポイントです。
Beats Xを持っている人と言うかなり絞られたターゲットでありますが、2番手の記事より10倍以上のアクセスを得ています。
このように、何かを解決するというのは記事において必須なのです。
解決は当たり前でその先を提案する
ただただ、解決する記事を書いても、競合他社が多くメリットとなりません。
では、どうするかと言うと、解決のその先を提供するのです。
例えば、ケーキの作り方の記事があったとします。
この記事を読みたいと思う人はケーキを作りたいと思う人です。
美味しいケーキの作り方を写真と文字でまとめるだけでも価値はありますが、それでは競合に同じような人はいっぱいいます。
ここで差別化を図るとすれば、便利な裏技を3つほど載せる事です。
具体的にどのような事かと言うと、面倒な片付けの時短テクニックや、各食材の代用品の紹介などがそれにあたります。
たった、少しでも良いので自分で調べて何かしらのテクニックを加えて下さい。
それだけで、大きく反応が変わります。
キーワードをタイトルに加える
次はタイトルの付け方をご説明していきます。
記事タイトルはSEOで非常に重要となる部分で、これを間違ってしまうとアクセス数が大きく変わります。
具体的に何をするのかと言うと、キーワードを含めて下さい。
「ケーキ 作り方」で上位を狙いたいのであれば、「○○も絶賛!美味しいケーキの作り方」と言ったように絶対にキーワードを埋め込んでください。
また、「ケーキ 作り方」ではライバルが多すぎるので、「チョコレートケーキ 作り方」や「チーズケーキ 初心者 作り方」など少しターゲットを絞り込んでください。
そうすれば、早く上位表示され、結果的に多くの人に見られる事になります。
コンテンツボリュームは最低3000文字以上
文字数が多ければ上位に表示されると言う事はありませんが、どちらが上位に表示されやすいかと言うと、文字数が多い方です。
同じようなレベルの記事があれば、文字量で上位を決定している可能性もあります。
なので、文字数は絶対に3000文字以上を意識してください。
と言っても、私も文字を書くのが苦手で、始めた当初は1000文字もいかないぐらいでした。
何だったら、今でも2000文字程度が限界です。
しかし、文字数の多い記事を試しにに出してみると、しっかり見られやすい傾向にありました。
もちろん、無駄な情報を詰め込んでも仕方が無いので、出来る限り関連する情報で3000文字を目指しましょう。
最初から3000文字も書くのは正直言って難しいです。
7年間続けてきた私でさえも、3000文字となると2時間ぐらいかけてネタを探しながら書いています。
なので、最初は2000文字でも大丈夫です。
2000文字を10本も書けば3000文字が余裕になってきます。
ようは、慣れってやつです。
私も慣れていないので強くは言えませんが、この記事は3000文字を超えているので、これぐらいを目安に頑張って書いてください。
文字量を増やすコツとは?
文字量を増やせと言っても、そんな簡単には増やせません。
そこで、私の使っているテクニックをお教えします。
ずばり、それは「疑問形の見出しを増やす」ことです。
読者がこの記事を読んで疑問になりそうなことに回答するだけです。
言ってしまえば、「よくある質問」みたいなものを記事内に入れる感じです。
これを5個も入れれば、どんなに短い記事であっても3000文字近くにまでボリュームを出せます。
もし、質問が思いつかない場合は少し時間を置いてから読み直してみて下さい。
きっと、1つや2つは質問が出てくるはずです。
自分で書くのは絶対に無理と言う場合は?
さすがに、3000文字もかけないという場合は外注をするというのも1つの手段です。
今はネットで簡単にライターを集められる時代となりました。
クラウドソーシングを使うのが一般的ではありますが、私は質があまりに納得いかず別のサービスを使っています。
それが、ココナラと言うサービスで、最近CMでもよく見る、スキルを販売するフリマのようなサイトです。
様々なスキルを持った人に直接依頼が出来るので、評価を見ながらしっかり仕事をしてくれそうな人に依頼する事が出来ます。
あくまでも私の感覚ではありますが、クラウドソーシングでタスク依頼をするより、質の良い作品が出てきます。
また、費用もそれほど掛からないケースがほとんどで、かなり使えます。
ぜひ、外注をしてみたいという人は一度使ってみて下さい。
外注をそのまま使ってはいけない
外注を使ったからと言って、出来上がった作品をそのまま使うのは控えた方が良いです。
理由は、自分らしさが無くなってしまうからです。
例えば、構成の癖だったり、表現の癖などを気に入ってファンになってくれている読者もいます。
なので、一度は目を通して、少しでも自分風にアレンジしてみましょう。
また、誤字脱字にも注意が必要です。
プロのライターとは言え、人間です。
間違いは誰にだってあります。
もし、間違いがあったとしても責めずに、気持ちよく仕事をさせてあげましょう。
値段の相場はいくらぐらいなのか?
記事の質やリサーチの量によっても異なるのですが3000文字の記事の相場は、3000円~10000円ぐらいです。
私の場合は大体5000円ぐらいを上限に依頼者を探しています。
もちろん、それぞれの予算があると思いますので、それに合わせて作業してくれる人を探してください。
安い場合ですと、1000円とかでやってくれる人もいます。
もちろん、1000円でも質の高い人はいますし、逆に10000円でも質の低い人はいます。
こればかりは、運ですので諦めて下さい。
基本的には最初の数回は質を確認するための依頼だと思ってください。
そこで、5人ぐらいの定期的に頼めるライターを見つけるのがベストな外注の使い方だと思います。