将来のために投資でも始めようと思い、株式投資を始める人が急増しています。
新型コロナウイルスの影響により、お出かけや出費も減り、お金に余裕が出てきたというのも初心者が株式投資に参入している理由の一つでしょう。
しかし、株式投資にはリスクがあり、勝てる時もあれば、負ける時もあります。
特に負けが続くと、資金的に余裕が無くなり、再起不可能と言う状態になるケースも少なくありません。
そこで、初心者が安易に株式投資に手を出すとどうなるのか、実体験をもとにまとめてしました。
貯金150万円で新規上場株を購入
近年、人気を集めるヘアシャンプー「BOTANIST(ボタニスト)」を販売する、株式会社I-neが2020年9月25日に上場しました。
私自身も使っていたので株が欲しいと思っていましたが、IPO(新規公開株)は当選せず、通常の取引が始まってから300株を購入しました。
ただ、初値が3250円で、その後、急激に株価が上昇したため、手を出せずに1日目が終わってしまいました。
2日目になり、4000円を超えたため、もっと上がるだろうと期待し、結局4500円で300株を購入しました。
しかし、そこから上昇することはなく、どんどんと下がり、3300円台まで下がってしまいました。
その後、一時的に4700円まで戻すも、もっと上がる事を期待し、持ち越してしまいました。
すると、再び下落が始まり、現在は3500円前後で落ち着いています。
耐えきれなくなった私は、結局3500円程度で売却してしまい、結果は30万円の負となりました。
製品のファンであったため、安易に高値で掴んでしまいました。
冷静に考えれば、ご祝儀相場であり、下落は誰でも予想が出来たことでしょう。
何も分からずに手を出してしまったのがダメでした。
BTS株(ビッグヒット株)も同じ
韓国でも私のようにファンという事だけで、高値を掴んでしまった初心者が続出する出来事がありました。
韓国の有名アイドルBTSの所属するビックヒットエンターテインメントが新規上場を果たし、時価総額が一兆円を超えたとニュースになりました。
この要因は、BTSのファンがビックヒットの株を買いまくった事にあります。
しかし、IPOで大量取得していた機関投資家や外国人投資家が上がったところで、売り抜けてしまい、最高値の半値まで落ちてしまいました。
これにより、韓国の若者たちは多大なる損失を喰らってしまいました。
中には、返金してほしいという声もあるようです。
「株式投資で負けて返金?」と馬鹿げた事を言う人もいるんだなと思いましたが、初心者からすれば、勝てると思って投資したのに、まさかの結果でおかしくなってしまっているのだと思います。
初心者は小額投資から始めるべき
では、初心者は株式投資をしてはいけないのでしょうか?
そんなことはありません。
ものすごく買っている投資家だって、最初は初心者でした。
しかし、いきなり大きな投資を始めても初心者は餌にされるだけです。
なので、まずは小額投資から始める事をお勧めします。
1株から購入できる証券会社もある
通常、株式は100株単位で購入する必要があります。
なので、たとえ1株1000円の会社でも購入しようと思うと10万円が必要になります。
しかし、初心者が100株もいきなり買うのはリスクがあります。
なので、まずは1株(ミニ株)から購入できる証券会社を選びましょう。
その中でも、SBIネオモバイル証券は、Tポイントを使っても購入できるのでお勧めです。
貯めているTポイントで株を買えるのですから、リスクゼロと言っても過言ではありません。
もちろん、現金でも購入できますので、Tポイントが貯まっていないという人も使えます。
【SBIネオモバイル証券】ミニ株は、正直なところ儲かりません。
しかし、その分、損も限定的です。
なので、まずは勉強と思ってミニ株で取引きしてみてください。
ミニ株で勝てないようでは通常の取引をしても勝てるはずがありません。
物足りないと思うかもしれませんが、まずはミニ株から始めてみてください。