2017年に入ってからトランプ政権、北朝鮮問題などもあり、ドル円を中心とした為替市場は大変不安定な状況が続いています。
特に北朝鮮問題では戦争への突入も危惧されており、実現した場合には大きな円高になるのではと予想されています。
そこで、今回はかなり難しいですが今年の年末の為替がどのくらいの水準で取引されているかを予想してみました。
戦争は起こらない
北朝鮮問題で戦争の可能性がゼロではないと、言われていますが、ほぼ間違いなく戦争には突入しないと考えています。
理由は圧倒的に武力の差で、さすがの北朝鮮もそこまでバカではないと信じているからです。
万が一、戦争に突入するような事があれば、北朝鮮は今後、復活する事なく消滅していくでしょう。
たとえ、ロシアや中国が支援をしたとしても、負けた時には切り捨てられるのが現実ではないでしょうか。
従って、今後もミサイル実験は続くでしょうが、大きな混乱はないのではと思います。
年末相場は115円〜120円
本題の年末相場予想ですが、私は115円〜120円程度ではと予想しています。
この記事を書いている時が109円台後半ですので、最大で10円程度は円安になるという事です。
景気もそれなりに回復傾向にあり、全然無理な数字ではないと思います。
まだ、4ヶ月程度あるので、本当に難しい予想ではありますが、長期で考えるのであれば、ドル買いをオススメします。
一時的に大きく円高になることも
トランプ氏の発言や北朝鮮のミサイル発射により、一時的に大きく円高になる可能性は十分にあります。
さすがに100円を切る事はないと思っていますが、一時的であれば90円台へ突入する可能性も否定できません。
ですので、長期で取引をする場合はレバレッジを極限まで下げ、強制ロスカットされないほどの余裕を持つ事が重要です。
株も上昇傾向に
円安になるにつれ、日本株、アメリカ株も上昇すると考えられます。
ただ、市場全体が買いでも、競争の激しい現代では一部の銘柄で暴落が起きる事も考えられます。
そういった場合のリスクを考え、資金があるのであれば複数の銘柄を買い、資金が乏しければ投資信託などをオススメします。
いずれにせよ、指数などは上昇傾向にあると思いますので、買うのであれば少し下がり気味の今はではと思います。
※この記事の内容はあくまでも予想です。
実際の投資の際は、自己責任でお願いいたします。