今にもつぶれそうな駄菓子屋がやっていける理由とは?

最近は、ほとんど見なくなってしまった駄菓子屋ですが、田舎などに行くとまだ営業を続けるお店も存在します。

そんな、駄菓子屋ですが、どうしてあの低単価でやっていけるのでしょうか。

1つの商品が10円や20円の世界で、どれだけ頑張っても無理があります。

そこで、今回は駄菓子屋がやっていける理由を考えてみました。

コストが安い

駄菓子屋が低単価でもやっていける最大の理由はコストの安さです。

ほとんどの駄菓子屋は自宅をお店としている場合が多く、お店としての家賃やローンはありません。

さらに、人件費に関しても店主一人なので、最悪無くても問題ないのです。

そして、光熱費についてもほとんど家庭の光熱費と変わらない程度でしょう。

このように、コストがほぼ0で行けるため、駄菓子屋は続けられるのです。

仕入れコストも安い

お店を始めるにあたって、商品を仕入れようと思うと相当な初期投資が必要です。

しかし、駄菓子屋の場合は違います。

1品の平均価格が30円だとします。

それを150種類、50個ずつ仕入れたとしても、225000円です。

これだったら、誰でも出来そうだと思いませんか?

しかも、多くの駄菓子は10円、20円なので、実際の平均単価はもっと下がる事でしょう。

さらに、ラインナップをもう少し悪くすれば10万円前後の初期投資だけでお店を開業出来てしまいます。

一番お金のかかる開業資金でもこれだけ安いのですから、継続的な運営の場合、月々のコストはさらに安いです。

つまり、お客様が一人も来なくても月の赤字は10万円も行かないと言うことです。

企業やお店が潰れる時の条件は赤字ではなく、資金が無くなった時です。

月10万円の赤字であれば、個人的な貯金を使ってでも、数年はお店を継続できそうですね。

これも、駄菓子屋を続けれる理由の一つです。

駄菓子屋の儲けはどれくらいなのか?

あくまでも推測ですが駄菓子屋の売上を考えて見ましょう。

1日の平均客数が30人だとします。

平均購入金額が150円だとすると、1日の売上は4500円になります。

20日の営業だとすると、9万円です。

ここから仕入れ値10万円と、その他コスト1万円を引くと、2万円の赤字です。

赤字になってしまいましたが、これだけお客様の少ない駄菓子屋の場合、仕入れ数をもっと減らしていると思うので、仕入れコストを5万円で計算し直して見ましょう。

そうすると、3万円の利益が出ます。

年金暮らしをする高齢者にとっては、お小遣いとして良さそうですね。

年金があるので、生活に困ることもなく、趣味としては最高でしょう。

つまり、多くの駄菓子屋は趣味ということです。

今から駄菓子屋をしても儲かるのか?

趣味として駄菓子屋を始めるなら「アリかも」と思った人もいると思いますが、正直これから始めるのは無謀です。

理由は少子化が進み過ぎているからと、普通にスーパーやコンビニで駄菓子が買えてしまうからです。

昔であれば、子供達の遊び場=駄菓子屋だったので、長時間滞在で一人当たりの単価が上がっていましたが、今は違います。

子供達の遊び場はゲームの世界が多く、駄菓子屋の需要は完全に無くなっています。

趣味だと割り切っても赤字が出てしまうため、続いたとしても3年程度が限界でしょう。

さらに、家を改築しなければならない事を考えると、さらに無駄な出費が増えるだけです。

都会の郊外に家を持っていて、改築の必要がないぐらい駄菓子屋に最適なスペースがあるのであれば、利益ゼロの趣味になるかもしれませんが、それ以外であれば別の趣味を見つけた方がいいと思います。

以上、駄菓子屋が今でも続けられる理由でした。

一部、推測の部分もありますが、今でも駄菓子屋が続いているのはコストが安すぎるからです。

もし、駄菓子の値段が倍ぐらいになれば、きっと駄菓子屋の9割は倒産してしまうのではと思います。

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