DAZNがJリーグの独占配信を始めてから1年が経過しようとしています。
開始当初は、途中で動画が止まったりと問題を抱えていましたが、現在では概ねスムーズに提供されている様です。
おそらく、DAZNの契約者の8割はJリーグ目当てで契約されていると思いますが、スポーツのストリーミング配信サービスなので野球やバスケット、バレーボールなどの試合も国内外問わず配信されています。
日本のプロ野球も広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの主催試合が配信されています。
しかし、広島東洋カープに限っては一部の地域で配信制限がかけられているのです。
広島県内だけストリーミング配信されていない
そう、広島東洋カープ主催の試合をDAZNでストリーミング配信しているにも関わらず、広島県内(他一部)では配信されていないのです。
DAZNとしても特例の対応の様で、2017年12月現在で日本において、このように地域による視聴制限を設けているのは広島東洋カープだけです。
ただ、あくまでもストリーミング配信(ライブ中継)がされないだけで、見逃し配信やハイライト映像は広島県内でも視聴可能です。
どうして、広島県内で配信しないのか?
多くの人が、広島東洋カープのお膝元で一番、見られる可能性が高いのに配信しないのはどうしてだろと思うはずです。
実は、ここには権利上の関係があります。
広島東洋カープの主催試合は地元放送局がこれまで放送してきたこともあり、ネット配信をしてしまうと、視聴率が落ちてしまう可能性があります。
その、既得権を守るためにも広島東洋カープはDAZNに広島県内での放送を許可しなかったのだと思います。
というより、実際は、放映権を高く買ってくれる地元放送局に独占で下ろしたいのかと考えられます。
広島県民はテレビで見るしかないのか?
広島県民は広島東洋カープ主催の試合をテレビで見るしかないのかというと、そうでもありません。
カープ公式のカープ動画ライブでは年間20試合と少ないながらも、ネットで有料配信しています。
お値段は1試合300円(税別)と高いですが、どうしてもネットで見たいのであれば選択肢の一つになります。
広島県外から視聴すれば見れる
広島県にお住いの人でも端末を持って広島県の外に行けば基本的に見れます。
ただ、ネットワークでの位置取得の関係上、県境に近い場所では広島県と判断されることもあります。
もちろん、その逆もあり、広島県内でも岡山県や山口県と判断されれば視聴可能になります。
ということで、2017年のプロ野球は終わってしまいましたが、2018年も盛り上がると試合を届けてくれると思うので、広島県外にお住いの広島東洋カープファンの皆様はDAZNを検討してみてはいかがでしょうか。