あなたは目標を立てる時、数字目標と行動目標のどちらを立てますか。
おそらく、時と場合によって異なるのだろうと思います。
営業や販売など売り上げ等を求められる場合は、数字目標。
製造系や現場系など製造をメインとしている場合は、行動目標を立てているのではないでしょうか。
しかし、それが本当に正しいのかというとNOだと私は思います。
いかなる時も、行動目標を立てた方が、結果的に良い方向に向かっていくと考えています。
数字目標は途中で挫折する
数字目標を立ててしまうと、途中で挫折する可能性が極めて高くなります。
しかも、頑張った結果、挫折してしまっては、今後の仕事にも支障をきたしてしまいます。
例えば、月に100万円の売り上げ目標を立てた場合、月の後半までに少なくとも1/3をクリアしていないと、どんな人でも諦めという文字が頭を過ぎる事でしょう。
人間というものは、諦めた瞬間に達成できる事も、達成できなくなってしまうものです。
それが、1ヶ月でリセット出来れば、大きな損失になりませんが、数ヶ月間引きずると会社としても危うくなります。
それに比べて、行動目標は物理的に無理な目標を立てない限り、達成しないことは、まずありません。
というより、達成できないのであれば、給料を貰う資格すらないと言えるでしょう。
とにかく、挫折してしまうことが一番人間にとってやる気を奪う事です。
そこを回避するためには、数字目標よりも行動目標を立てるようにしましょう。
行動目標の達成で数字もついてくる
多くの人は、行動目標を達成したところで、数字がなければ、意味がないと思うでしょう。
しかし、行動目標の立て方が間違っておらず、しっかりと目標を達成できたのであれば、数字も達成できます。
もっというと、数字目標であれば、何をしていいのか分からないという事態に陥る事もありますが、行動目標ではそれがなくなるのです。
そうする事で、サボりがなくなり、コンスタントに結果を残せるようになります。
行動目標の立て方
行動目標を実行する上で、一番難しいのが目標の立て方です。
甘くしすぎれば数字がついて来ず、難しくしすぎれば挫折が生まれます。
出来れば、1時間単位でしっかり、やる事を明確化させ、できる範囲の目標を立てましょう。
私の場合は、このブログと私生活に対して行動目標を立てています。
具体的な行動目標(スケジュール)がこちらです。
[aside type=”normal”]ある1日にスケジュール5時〜6時 記事作成
6時〜7時 記事作成
7時〜7時半 クイズ作成
7時半〜8時半 家事
9時〜20時半 仕事
20時半〜21時半 記事作成
21時半〜22時半 ランニング
22時半〜23時半 記事作成[/aside]
ご覧の通り、アバウトではありますが、やることが明確化されております。
もっというと、記事作成やクイズ作成には、作成する内容まで記載しています。
これをタスクで管理することで、行動目標を達成できるようにしています。
行動目標が達成できなかったら
もし、行動目標が達成できないと感じたのであれば、それは目標の立て方を間違えたということです。
どこが、どうして無理だったのかを見つめ直し、達成できる目標を検討しましょう。
その結果、目標事態には問題がなく、自分に問題がある事も少なくありません。
その場合は、気合を入れ直さなければ、今後の人生においても損をしてしまいます。
行動目標を達成しても数字がついて来ない
行動目標をいくらクリアしても数字がついて来ない事も多々あります。
なぜ、数字がついて来ないのかを考えた時、ほとんどが目標の甘さか未達です。
目標が甘いと感じた時は、自分で目標を設定する事を諦め、誰かにお願いしましょう。
また、自分では目標達成と思っていても未達ということがあります。
数字と違い、行動は第三者の評価も必要です。
例えば、毎日掃除をするという目標を立て、掃除をしていたとしても、掃除のレベルによっては、未達になる事もあります。
それを回避するためにも、行動目標は、より明確にして、第三者の意見も取り入れましょう。
そうすることで、数字も付いてくるはずです。