人手不足が続く中、不人気職では高額な求人広告を掲載しても効果を得られない事が多いのではないでしょうか。
中には、アルバイトであっても採用単価が数百万円近くかかっているという事もあるでしょう。
だからと言って、何もしなければ、それこそ人手不足が加速する一方で企業としてはかなりの重圧になっているはずです。
そこで、今回は求人広告で効果の出やすい方法をまとめてみました。
自分で原稿を作る
求人広告の多くは広告代理店または、直販の制作部が情報を元に作成している事が多くあります。
しかし、それでは「嘘」や「適当」も多く本当の意味で会社のアピールが難しくなります。
その結果、一時的には応募があるかも知れませんが、嘘がバレるとネット上で悪評が書かれ、将来的な応募を逃す可能性が高くなります。
人事部も忙しいので、自分で原稿を作るほど、余裕がないかも知れませんが、できる限り自社の事は自社で考えましょう。
その上で、代理店の知恵をもらい、表現方法を変える事が理想の原稿作成なのではと思います。
様々な媒体を使う
企業によってはタウンワークや、マイナビ以外は掲載しないと決めている事もあります。
しかし、それでは多くのユーザーに届ける事が難しくなります。
というのも、求職者の多くは一つの媒体で探している事も少なくありません。
なので、同じ媒体に出し続けたとしても、同じ人ばかりにアプローチをしている状況で、求職者からすると「またここが出ている」という感覚になるのです。
なので、できるだけ様々な媒体を使って、より多くのユーザーに届くようにする方が効果が出やすいと思います。
言わなくても分かっていると思いますが、媒体を変えた結果、多くの応募があったからと言って、その媒体に依存してしまっては、また同じことの繰り返しになってしまうので、一定期間ごとにループするようなスケジュールで掲載しましょう。
短期・上位掲載プランを選ぶ
求人広告には様々なプランがあります。
基本的には掲載期間と検索順位(広告サイズ)によって値段が異なるのですが、失敗する企業のやっている手法が長期の下位プランで掲載する方法です。
確かに、長期間の掲載で安心感はありますが、下位プランでは求職者の目にほとんど届きません。
なので、多少値段が高くても求職者に届く、上位プランに掲載するようにしましょう。
一括での支払いが厳しければ、代理店によっては分割での支払いをOKしてくれる会社もあります。
ダメだった場合、1週間で数万円をドブに捨てる事になるので、心理的負担が大きいですが、長期的に見ると経費削減につながるはずですので、迷わず上位プランを選びましょう。
効果を出したければ募集概要の見直しが必要
本当に求人の効果を出したければ、募集概要の見直しが必要です。
現状、応募者がないという事は、スーパーでいうところの賞味期限がギリギリにも関わらず、割引どころか、値札が貼り間違えられ超高額商品になっている状態です。
これでは、売れるはずもなく、お客さんもスルーして当たり前です。
なので、募集概要を見直して、適正値まで修正することが一番の方法だと思います。
その適正値については、求人広告の代理店が一番知っているので、相談してみてください。
今いる社員の事もあるので、なかなか難しい決断だと思いますが、人がいなければ商売も出来ないはずです。
ここは、思い切った判断で、少しでも企業として魅力を出していきましょう。