世の中には仕事が早い人と遅い人の2者がいます。
一般的には仕事が早い人の方が、評価も高く出世もしやすいとされています。
ですので、誰しもが仕事の早い人になりたいと願いながらも実際は、遅いまま成長がありません。
そこで、今回は仕事の早い人と遅い人の明確な違いを考えてみました。
① 考えている時間が明らかに少ない
仕事において何か行動を起こす時、必ずと言っていいほど考えてから行動をすると思います。
それは、どんな簡単な仕事であってもです。
例えば、伝票の整理をするにしても、「このタイミングでして大丈夫かな?」、「他にやり残した仕事はないかな?」と考えてから行動をしている人もいます。
しかし、仕事が早い人は、考えるよりまず行動を起こします。
そして、行動を起こしている最中に考えています。
そこで、判断が間違っていたと思えば、作業を中断して、すぐに別の作業に移ります。
こうして、時間の無駄を徹底的に排除して、効率よく仕事をしているので仕事が早いのです。
一見、見切り発車のようにも見えますが、成功してきたビジネスの大半も見切り発車からスタートしています。
計画を慎重に練ってからでは正直、遅すぎるのが現実です。
それを、普段から頭において行動をすれば、仕事の早い人に少しは追いつけると思います。
② 優先順位を決めるのが上手
仕事の早い人は、仕事に優先順位を付けるのも上手です。
例えば、仕事Aと仕事Bでは納期的にはBの方が早いが、今いるメンバーを考えればAからやった方がスムーズに進むということを瞬時に計算します。
もちろん、間違う事もありますが、単純に納期順で仕事をしては、効率が悪くなってしまい、結果的に遅れを出してしまいます。
この優先順位の決め方は、仕事によっても異なるので難しいですが、私の場合は、同じような作業をまとめてやってしまう事で、効率化しています。
どうしても、違う仕事をする時は準備時間や気持ちの切り替え時間が必要になってくるので、同じような作業を連続で終わらす事で、時間の省略に成功しています。
③ 完璧に仕事をしない
仕事というのは完璧を求められるものですが、全てのことを完璧にやっているといくら時間があっても足りません。
なので、仕事の早い人はサボってもいい仕事と、完璧にするべき仕事を分けています。
例えば、分かりやすい部分で言うと、パソコンで入力する仕事は、間違ったとしても後でデータを変えられるので、完璧である必要が少ないです。
それと比べて、手書きの仕事は書き換えが困難で、間違ってしまうと、やり直しをする必要があるので完璧を求めるべきです。
極端な例を出しましたが、このように、やり直しの出来る仕事や、後から別の人がチェックをする仕事は完璧である必要が少ないと割り切る事が大切です。
まとめ
仕事の早い人は、もともとの性格に依存する部分も多くあるので、普通の人が真似をしようと思っても難しい部分もあります。
しかし、意識的に実践をすれば、誰でも仕事を早くこなす事が可能です。
もちろん、はじめはスピードを優先する事で失敗をする事も多いと思いますが、どうせ失敗をするなら、少しでも新人の間にする方が良いです。
ですので、仕事が早くなりたいと願うのであれば、ぜひ今日から実践してみてください。