いつまで経っても中小企業が大手企業になれないのはなぜ?

現在、日本には約1万2千社の大企業が存在する事をご存知でしたか?

大企業の数字だけを見ると、「思ったより多いな」と感じますが、中小企業が421万社ある事を考えるとたったの0.3%しかありません。

大企業の中には創業から5年未満の会社もあり、逆に中小企業でも数十年の歴史を持つ会社もあります。

このように、大企業になる企業と中小企業のまま運営する企業の二つがあるのです。

今回は大企業になれる会社と、いつまでも中小企業から成長しない会社の違いを見ていきましょう。

 

そもそも、大企業の定義とは

違いを見る前に大企業と中小企業の違いを知る必要があります。

[aside type=”normal”]大企業の定義

1、資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であつて、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種を除く)に属する事業を主たる事業として営むもの

2、資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であつて、卸売業に属する事業を主たる事業として営むもの

3、資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であつて、サービス業に属する事業を主たる事業として営むもの

4、資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ常時使用する従業員の数が50人を越える会社及び個人であつて、小売業に属する事業を主たる事業として営むもの

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従って、上記に該当しない企業は全て中小企業と言う事になります。

おそらく、多くの方が大企業といえばもっと大きな組織だと考えていたでしょうが、そうでもないようです。

それでも、1万2千社しか大企業と呼べる会社がないと言う事は、中小企業の体力がどれほど小さい物かわかっていただけると思います。

 

大企業になれない会社の特徴

今回の本題である、大企業になれない会社の特徴を一つずつ見ていきましょう。

 

ワンマン社長で決裁が進む

社長がワンマンという会社をたくさん見てきましたが、そういった会社の殆どは、数年間で潰れていく傾向が極めて高いと言えます。

どうして、ワンマンだと成長が出来ないかというと、社員に逆らう事が出来ず、行える業務に限りが出来てしまうからです。

大企業ですと、部長や課長クラスにも決裁権があり、決裁のスピードも早く、決裁できる数も従業員を増やせば無限になります。

それが、出来ないというより許されない中小企業ではどうしても成長スピードも遅く、間違った決断を下してしまった時点で、会社の運命が一気に悪化してしまうのです。

その結果、大企業への成長どころか会社の存続さえもどうなるかわからない状況になってしまいます。

 

お金の事しか考えていない

企業である以上、お金を稼ぐことは大切な事ですが、中小企業の場合は目先の金に躍らせれる傾向が高いです。

特に、営業会社と呼ばれる会社は、本当に今日や今月の売り上げばかりを気にして、来年や数十年後のビジョンは、まるでありません。

そんな会社が何十年先も続くことは奇跡に近く、本当に優秀な社員を持った会社でない限り無理な話です。

 

社会貢献を一切しない

お客様にモノやサービスを売って稼ぎを出しているのですが、その稼ぎを独り占めするような会社は大きくなれません。

おそらく、中小企業には社会貢献をする余裕すらないのかもしれません。

しかし、社内で募金を集うや月に1度でも就業中にボランティア活動をすることぐらいは出来るはずです。

社会貢献とは、極端に言えば日頃お世話になっているお客様への恩返しです。

その心を忘れない事が大企業への大きな一歩となります。

 

中小企業が大企業へと成長するには?

中小企業が大企業または、大手企業に成長するためには必ず業務の分担が必須です。

中小企業では営業も制作も全て、同じ人が行っていたり、総務すらも暇な営業が行っていると言う事もあります。

それぞれに、きちんとした役割と決裁権を与え社長がいなくても回る会社を目指すことが一番です。

あえて、中小企業を続けるという会社も中にはありますが、労働者人口が減っている以上、大手というブランドで労働者を集める事も可能です。

また、もしもの時もブランドさえあれば、それだけを売却すると言う事も可能です。

これは、大手企業にしかできない事で、大手になるメリットでもあります。

中小企業の社長さんがこれを読んでくれている場合は、ぜひ会社の成長のために社長さんがいなくても回る会社を目指してみてはいかがでしょうか。

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