今となっては年間、数千億円の売上を誇る上場企業も創業当時はかなり苦しい経営状況でした。
特に上場から20年未満の比較的新しい企業は、社長が一人で給料を貰わずに働いていたという例も多くあります。
そこで、今回は注目の上場企業の創業当時の売上を調べてみました。
資料などは公開されていない場合がほとんどなので、インタビューなどからの抜粋になります。
サイバーエージェント
創業1年目の売上:2000万円
AbemaTVやゲーム事業・広告事業を展開するサイバーエージェントの創業時の売上は2000万円だったそうです。
翌年には4億5000万円にまで伸ばしたようで、さすが大手IT企業は創業時から勢いが凄かったようです。
今となっては1000億円を超える企業にまで成長していますが、初年度だけを見ると、かなり苦しい経営だったのかと思います。
UUUM
創業1年目の売上:1億6000万円
ユーチューバーの大手事務所としてクリエイターのマネジメント・育成を行うUUUMの初年度の売上は1億6000万円だったそうです。
ただ、これはあくまでもUUUMの売上でUUUMに変更する1年ほど前に ON SALE株式会社 と言う会社を立ち上げています。
こちらの売上は公開されていませんが、かなり苦しい経営だったそうなので1000万円もなかったのではと予想しています。
DeNA
創業1年目の売上:56万円
連結売上が1000億円を超える大手スマホゲームメーカーのDeNAですが、1年目の売上は56万8000円でした。
2年目も60万円を超える程度で本当に大丈夫か?と思う規模でやってきましたが、3年目から1億円を超え、今では球団を保有する企業となっています。
ここまで、飛躍的な伸びを見ると、誰にでもチャンスがありそうですね。
グノシー
創業1年目の売上:41万円
ニュースアプリを提供するグノシーは今では40億円を超える売り上げを誇る大企業ですが、創業1年目は41万円の売上でした。
ただ、2年目には3億5000万円まで売上を伸ばしています。
やはり、大手になるような会社は成長スピードが異次元ですね。
リブセンス
創業1年目の売上:500万円
マッハバイトを提供するリブセンスは今では61億円を超える売上ですが、創業1年目は500万円程度だったようです。
そこから2年目には7000万円にまで成長させました。
最年少社長の上場と言う事でかなり注目されましたが2020年になった今でもその記録は保持しています。
以上、有名企業の創業1年目の売上でした。
1年目と言うのは大手企業であってもかなり売上に苦しむものです。
これから起業する人も1年目の売上は気にせずに、どんどん上を目指してほしいです。
ただ、大手になるような企業は圧倒的に成長スピードが速いので、そのスピードは意識しておいた方が良いと思います。