人手不足で、ずっと求人広告を出しているのに応募が来ないと嘆いている人事担当さんはいませんか?
高い掲載料を払っているのに、応募どころか閲覧数もほぼないという最悪の状況でお悩みの人も少なくない事でしょう。
おそらく、このまま広告会社に任せにしているとお金だけを取られ続けます。
最近ではindeedなどを活用する事で広告会社を通さずに自ら原稿を作り、求人を掲載する事が可能になりました。
しかし、ノウハウを持っていない事から広告会社任せになっている企業がほとんどでしょう。
そこで、今回は効果の出る求人広告の作り方を解説していきます。
アルバイトの場合
まずは、アルバイト募集の場合を解説していきます。
アルバイトの場合は会社の規模や将来性などは、どうでもいいです。
とにかく、メリットとなることを並べていきましょう。
特にメリットになりやすいのが「週1日〜OK」「履歴書不要」「時間相談OK」です。
もし、これらのメリットを兼ね備えていないのであれば、会社の方針から見直すべきと言えるでしょう。
アルバイトはとにかく数を集めて、柔軟に動かす事が求められます。
教育や管理などは正直面倒ではありますが、アルバイトをする人のことを考えてください。
きっと、どんな人でも自分の都合が最優先です。
その事を理解し、どうすればアルバイトにとって都合のいい環境を作れるのかを考えていきましょう。
原稿の書き方については、これらの条件が揃っていれば、どんなものでも構いません。
それでも来ないという時には、あまりにもデメリットになり過ぎる条件が他にないかを探してみましょう。
例えば、給料が安過ぎる・最寄駅から遠過ぎる・仕事内容が難し過ぎるなどなど、思いつく限りのデメリットを上げていきましょう。
そして、それらを一つでも多く改善すれば、アルバイトスタッフは簡単に集める事が出来ます。
正直な所、アルバイトスタッフは原稿の書き方よりも条件面が全てです。
どんなに心に刺さるキャッチやメッセージを書いても条件がダメであれば応募などされません。
そこを理解して、臨機応変に条件を変えていける社内体制を整えていきましょう。
正社員の場合
正社員の場合は条件面よりも会社の規模・将来性・働く環境などが大きく影響してきます。
例えば、同じ条件・仕事内容であっても働くオフィスがおしゃれなカフェ風と、雑居ビルでは応募数に雲泥の差が出ます。
なので、最近のIT企業はおしゃれで誰もが憧れるような環境を整えているのです。
決して、社長の趣味などではなく、全てが優秀な人材採用が目的です。
その事を理解し、オフィス作りから変えていきましょう。
ただ、そうは言っても急にオフィスを変えるのは難しいと思います。
そんな時は、イメージ画像でも使って、あたかもここで働けるような錯覚をさせるのもいいでしょう。
もちろん、面接時にバレてしまいますが、そこで会社の魅力を伝える事が出来れば入社してくれます。
とにかく応募が欲しい場合は、おしゃれ風のオフィスで働けるようなイメージを原稿内に記載する事が一番です。
ブルーワークの場合
工場やドライバーなどオフィスで働かない職種については、将来の可能性を記載していきましょう。
例えば、「入社当初は現場で活躍する事になりますが、数年すれば本社勤務のチャンスがあります」と記載すれば将来への可能性が広がります。
また、「未経験から工場長になった実績も多数あり!工場長の月収は50万円以上」と記載すれば昇給・昇格ともに期待が膨らむでしょう。
たとえ、嘘だとしても関係ありません。
とにかく、ずっとブルーワークは嫌だけど、若い間はOKという若年層を狙っていきましょう。
使い捨てのイメージもありますが、意外な事にこのような思いを持って来てくれる人達は実績を残してくれます。
つまり、本当に昇格して原稿内容が実現していくのです。
まとめ
アルバイト募集=条件
正社員募集=働く環境・将来性・企業規模
この事をしっかり頭に入れて、働きたい人が増えると思える原稿を作れば、どんな企業でも応募が来ます。
もちろん、嘘はいけませんが、多少の過大広告は仕方ありません。
ただ、いつまでも過大広告をするのではなく、それに近づいていこうとする努力は必要です。
もちろんではありますが、条件面の虚偽については悪質過ぎるのでおやめください。
というより、そんな事をやる企業は絶対に後で痛い思いをします。
少しでも、参考になればと思います。