NHK経営委員会の石原進委員長が「公共放送を維持していくためには、ネット配信であっても何らかの受信料をいただく必要がある」と話したことを皮切りに、NHKネット受信料説が現実味を帯びてきました。
実は、数年前からこの話自体はあったのですが、あの発言とワンセグ受信の裁判が大きく世間を騒がせています。
個人的にはNHKなんか見ないし、見たい番組に関してはオンデマンドでお金を払っているぐらいなので、完全反対派です。
なぜ、ネット利用者からも金をとるのか?
この数年、テレビ視聴者数が明らかに減少しています。
特に若者世代では、ネット動画やSNSに時間を取られ、テレビを殆ど見ない方が山のようにいます。
見ないだけであれば、NHKにとって問題ないのですが、放送受信設備(テレビやアンテナ)を持つことすらしない、人が増えるのはNHKにとって減益を招きます。
そうなると、別の方法でお金を集める必要があり、考えだしたのが誰もが使っているインターネットだったと言うわけです。
ただ、現実としてネットでNHKを見る事は殆どないです。
ネットでの視聴率が悪いと予想される理由
まず、一つ目としてNHKの視聴者は高年齢である事が言えます。
HNKの番組内容を見ても分かる通り、明らかね高年齢の方々をターゲットにしています。
そういった番組をネットで配信して、若者が見たいと思えるでしょうか。
また、高年齢の方が外出先にスマホでNHKを見ると考えられるでしょうか。
私は絶対に見ないですし、高年齢の方も外出先から見る事は、かなり少数派だと考えています。
二つ目は、通信量の問題です。
ネット回線を使うと言う事は通信量が発生ます。
ただでさえ、容量が足りないと嘆くスマホユーザーがNHKの為に通信量を使う事は到底想像が出来ません。
もちろん、Wi-Fi環境がある場面もありますが、それだったらYouTubeを見たほうが100倍楽しいはずです。
これらの、二つ以外にも細かい要因はありますが、私の予想ではNHKのネット視聴率は0に果てしなく近い数字を叩くだすと考えられます。
料金はどの位になるのか?
料金は高くても2ヶ月で2000円前後に設定されると考えられます。
その理由は、受信料を取れる相手が増え、収入が増える事と、今テレビの受信料を払っている人からも更に徴収できるからです。
また、若者も月に1000円であればと言う事で妥協してくれる値段の限界もこの程度だと予想されます。
NHKの倒産も近い!?
これだけの殿様商売をしている企業は日本全体を探しても皆無に近いです。
国民からの信用もなく、本当に評判の悪い放送局だと言えます。
そして、何よりも情報の質が民間企業と変わらない事です。
地震などの情報は確かにいち早く放送していますが、よく考えるとヤフーや気象庁発表の方が明らかに早いです。
また、普段のニュースについても民間のメディアと全く変わらない情報の質で正直、無料で手に入る情報を集めて、無理やり売っているだけです。
それでも、潰れるわけがないと思っている方も多いと思いますが、民意の支持を受けなければ、どんな事業も終わりを迎えます。
今は、見ている人がそれなりにいるので、生き残っています。
この先、見る人がいなくなったとき、本当に運営を続けていくことが可能でしょうか。
企業とは、ユーザーに価値を提供して、その分のお金を徴収する事で、成り立っています。
それに反した企業は、潰れていく運命でNHKも時間の問題です。
数十年後、NHKは100%潰れています。
もし、潰れていないとすれば、NHKが考え方を変え、強制ではなく、任意の加入型に変更し、価値のある番組やサービスを提供した場合のみです。
おそらく、そんなことがNHKに出来るはずがないので、潰れているはずです。
NHKファンの方には申し訳ない記事になってしまいましたが、これも民意の一つですので、ぜひNHKには心を入れ替えて経営をしてほしいと思います。