なぜ、東日本大震災で円高になったのか?

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あなたは、東日本大震災の時に円高になった事をご存知でしょうか。

普通に考えると東日本大震災により、日本の経済が悪化する事を懸念し、円安になると誰もが思います。

しかし、市場は真逆に動きリーマンショックの時に近い値動きを見せたのです。

 

そもそも円高・円安って?

円安や円高ってニュースで聞くけど分からないという方の為に少しだけ説明をしておきます。

まず、ここでは米ドルと日本円だけで説明をします。

為替と言うのは日々変動します。

変動する理由は、その国の価値が日々変わり、変化するからです。

例えば1ドル=100円だったとします。

これが1ドル=80円になれば円高です。

逆に1ドル=120円になれば円安です。

為替を分からない方では理解が難しく、逆じゃないのと思うかもしれませんが、これが正解です。

1ドルをコーラに変換すると分かりやすくなります。

コーラ1本=100円がコーラ1本=80円になれば、コーラの価値が下がったと言えます。

コーラの価値が下がったという事は、円の価値が上がったと言い換える事が出来るので、円高と呼びます。

逆に、コーラ1本=120円になれば、コーラの価値が上がったと言えます。

すなわち、円の価値が下がったとも言い換える事が出来ます。

これが、円安と円高の仕組みです。

一応、中学生の時に勉強済みの内容かと思いますので、これ以上詳しい事は証券会社などの分かりやすいサイトをご覧ください。

 

震災で日本経済が悪化する理由

震災によって日本経済が悪化する理由は説明しなくても分かるはずです。

被災地に拠点を持つ企業の多くは倒産や営業停止に追い込まれたはずです。

そして、日本を代表するトヨタなど大手の工場も一時的にストップし、生産が出来ない状況になりました。

これでは、どう考えても日本経済が悪化します。

 

悪化で円安になる理由

円の値段と言うの日本政府に対する信用です。

震災によって日本が破たんすれば円の価値は0になります。

さすがに、そこまで行かなくても多額の借金がある中で、復興にお金がかかるとなれば日本政府の信用はなくなるのが当然です。

ですので、普通は円安になるのが筋なのです。

 

それでも、円高になったのはなぜ?

実は、円を大量に買ったのは海外投資家と日本の投資家の両方でした。

日本の投資家であれば、復興にお金を使うから円が必要になるのは理解が出来ますが、海外投資家がわざわざリスクを冒して買う理由とは何だったのでしょうか。

そう、日本政府がドルやユーロを持っていたからです。

日本政府も復興に多額のお金を使います。

そうなると、間違いなくドルを売り円を買う行為が行われ、その額が異常なほどと予想されたので、円高になると考えていたのです。

また、保険会社も円が必要になり保有していたドルやユーロを売ると考えられました。

そして、市場参加者の大半が円を求めた結果、円高になったのです。

これが、震災で円高になったカラクリです。

もちろん、これがすべてではありませんが、今現在考えられる大きな理由は今回紹介した事が起こったかと考えらています。



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