10年後には、今ある職業のうち、3割程度は存在しない職業となっているのではという予想データがあります。
その中には、大学新卒の殆どが就くとされている営業職も含まれているのです。
文系大学生に関しては、この営業職になるために大学に入ったようなものなに、その仕事がなくなるかもしれないということは致命傷です。
また、営業代理業を主に扱っている会社は数多く、それらの雇用が奪われるとなると、営業職の方は早急に手だてを考えなければなりません。
なぜ、営業はなくなるのか
営業がなくなると言われる理由は、IT情報社会にあります。
今までは、新製品の情報を得ようとすれば営業から仕入れる情報が正確で正しいと考えていました。
しかし、ネットが普及してから製品のホームページ、口コミサイトのほうが営業より正しい情報で、生の声を見ることができます。
そうなってくると、営業の存在価値はなくなってしまいます。
法人営業はまだ大丈夫
個人営業は、数十年どころか、数年後にはかなりの数を減らしていることだと思います。
しかし、法人営業に関しては、しばらくの間は、まだ大丈夫です。
理由は簡単で、法人の場合は購入金額が高額になることが多く、ボタンひとつで何かを購入出来てしまうことに、抵抗があるからです。
特に、社長や総務の人間は証拠が絶対に残る紙での取引が大好きです。
ですので、法人営業に関してはこの先も、しばらくは安泰と言えます。
同じ理由で、家や宝石など個人でも高額になるものは、当分は大丈夫かと思います。
営業を続けたい人はどうすればいい?
営業という仕事がなくなっていく中で、営業として働き続けるのは無理があります。
しかし、営業しかできないという方はいることでしょう。
少なくとも、私は営業が嫌いなので営業がなくなることには、何の問題も感じませんが、営業が楽しいと感じている人も多いはずです。
こういった方が、営業を続けていく方法としては、一般的に公開されている情報の一歩先の情報を集めて、お客様に届けるしかありません。
トークで落とすというよりも、あなたからしか手に入らない情報で落とすとイメージしたほうがいいと思います。
新卒で営業に就かないほいがいい?
これから就職をされる方は、営業に就かないほうがいいのと思う方もいるでしょうがそんなことはありません。
あくまでも予想であり、本当になくなる確証など何もありません。
もっと言ってみれば、製造職だって、接客だって、広報だって、総務だってこの先はITにより必要でない仕事になります。
何だったら医療や法律関係ですらAIの力で無用になってしまいます。
ですので、今現段階では気にすることはありません。
ただ、一つ言っておくとブラックでもいいのである程度の規模がある会社のほうが絶対にいいです。
聞いたこともない中小企業に入るくらいであれば、ブラックで知られる、○通信のほうが、将来性はあります。
もちろん、辛いことも多いですが、お金だけは持っているので事業が不安定になっても新事業を立ち上げることでしょう。
ぜひ、ブラックなどは関係なく規模で会社を選ぶようにしてください。