皆さんは最近CDを買いましたか?
音楽もダウンロードやストリーミング配信が一般化し、CDで音楽を手に入れる人も少なくなってきました。
しかし、それでもCDは売れ続けています。
今回はなぜ、CDが今だに売れ続けているのかを紐解いていきたいと思います。
握手券がついてくる
AKBなど女性アイドルグループを中心に行われているのがCDに握手券がついてくるというケースです。
これにより、一人のファンが何枚ものCDを買うことになるので、たとえ購入者が10万人しかいなくても100万枚売れる事もあります。
握手券以外にも写真撮影やイベント参加などの特典がついてくる事もあるそうです。
ひどいグループでは100枚以上の購入でアイドルとバス旅行なども企画されています。
配信を行っていない
嵐や関ジャニなどジャニーズ系ではダウンロードやストリーミング配信を行っていないケースがほとんどです。
最近でこそ、若干ネットに対しても規制が緩くなってきたそうですが、それでもまだまだです。
そうなると、CDを買わざるえないのでCDが売れます。
他にもダウンロード配信は行なっているけど聴き放題には配信されていないアーティストの場合はCDを買う方が安い事もあります。
なので、CDが売れるのです。
初回限定などグッズがついてくる
CDには初回限定版があり、ライブの特典映像など普通では手に入らない特典やオリジナルグッズがついてくる事があります。
初回限定版とあるように、発売から数ヶ月で売り切れるのが一般的で、後から欲しいと思っても買うことはできません。
ポスターや生写真など、全種類をコンプリートしたいが為に、大量購入する人も多いようです。
形に残るものが欲しい
ダウンロードやストリーミングですと、データは残りますが現実世界に形が残りません。
ファンとしては、コレクションをしたいと言う人もおり、CDを買う人も多いようです。
他にも様々な理由が考えられますが、大きくは今回ご紹介した理由によりCDが今でも買われています。
おそらく、今後はCDを再生できるパソコンも少なくなっていき、全てがダウンロードになっていくのだと思います。
ただ、日本ではオリコンのCDセールスランキンが重要な指標となっている以上は、メーカーもCDを売り続けます。
最終的にはCDの未来はオリコンの戦略次第と言うことになりそうです。
オリコンがCDセールスランキンを廃止すれば、間違いなくメーカーもCDを売らずにコストの安いダウンロードに、特典を付けて売るようになっていきます。
もしかすると、CDがなくなる世界はすぐそこまで迫ってきているかっもしれませんね。