横浜の桜木町駅から赤レンガ倉庫付近までを結ぶ都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」をご存知ですか?
オープン直後は、ニュースやYouTubeでも沢山取り上げられていたので、映像をみたことがある人も多いでしょう。
日本初の常設型の都市型ロープウェイで、実際に見てみるとまさに近未来といった感じです。
ただ、問題点は乗車料金がかなりお高く、片道1000円もします。
しかし、そんなに高いにもかかわらず、桜木町駅にいくとかなりの人が順番待ちをしています。
果たして、1000円を払って乗る価値があるのでしょうか。
今回は、横浜にできた都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」について解説していきます。
運営は大阪の企業
なんと、この「YOKOHAMA AIR CABIN」は大阪の企業が運営しています。
てっきり、横浜市の公共事業かと思ったのですが、民間企業が建設費を全額負担した完全な民間事業です。
運営の泉陽工業株式会社は、よこはまコスモワールドや葛西臨海公園の大観覧車、大阪の天保山大観覧車など日本全国でレジャー施設の運営を行なっています。
なので、大阪の企業といっても横浜市との関係も深く、様々なレジャー施設の企画・運営を行なってきた実績があるので安心です。
乗車時間は約5分
桜木町駅から赤レンガ倉庫付近にある運河パーク駅までの片道は、約630mで所要時間は5分です。
なので、5分で1000円ということになります。
かなり高いように感じますが、近未来を体験できるアトラクションだと思えばそんなに高くないのかもしれません。
実際に乗車する人を見ても観光客らしき人がほとんどで、移動が目的というより、体験を目的とした人がほとんどです。
ちなみに、この距離を歩いたとすると10分程度かかるので、多少の短縮にはなるものの、1000円の価値はないと考えます。
観光が戻ればかなり需要がある
今は新型コロナウイルスの影響でみなとみらいエリアも観光客が減っていますが、落ち着いて観光客が戻って来ればかなりの需要があると思います。
例えて言うなら、スカイツリーが出来た時のような大行列が横浜の桜木町駅前に出来ると思います。
ただ、もちろんではありますが、ほとんどの人は一度乗ると満足します。
なので、一時的な需要で終わる可能性もあります。
ただ、総工費が80億円ほどなので、ビジネスとしては十分に取り返せるのかと考えられます。
とりあえず、1回は乗ってもいいかも
1000円の価値があるのか、無いのかでいえば、1回目なら価値はあると思います。
横浜の景色を一望でき、近未来的な感覚を体験できます。
多くの人は日中に乗っているようですが、個人的には夜の乗車もお勧めです。
往復チケットなら若干ではありますが、ディスカウントがあるので、日中に1回、夜に1回乗ってみるのも良いと思います。
ぜひ、横浜に観光に来た時は桜木町のロープウェイに乗ってみてください。