新幹線はなぜ6時〜0時までの時間しか運転しないのか?

在来線では、早朝4時台から深夜1時台まで電車が走っていますが、新幹線はどの路線も朝の6時から0時までしか運転されていません。

もっと、早い時間に動いていれば便利なのにと思ったことのある人もいると思いますが、新幹線がこの時間しか運転できないのには理由があります。

今回は、新幹線がなぜ「6時〜0時」までしか運転できないのか解説していきます。

騒音問題で運転できない

新幹線は、最高時速320kmと高速度で運転をするため、在来線に比べて騒音が大きくなります。

実際に聞いてみればわかりますが、新幹線の高架下付近ではかなりの騒音が鳴り響いています。

そのため、沿線住民への配慮のためと、騒音基準をクリアするために0時〜6時は、運転しないこととなっています。

保守点検作業があるから

高速度で運転する新幹線は、在来線よりも早いペースでレールや設備が消耗していきます。

それだけメンテナンスに手間がかかるということは、時間もかかります。

なので、在来線よりも運休する時間を長めに取り、メンテナンスする時間に充てています。

需要がそれほどない

騒音問題やメンテナンス問題をクリアすれば、0時以降も新幹線を走らせることができると思いますが、そもそも需要がないという問題もあります。

東京から大阪の移動は、在来線を乗り継いでも3時間もあれば移動できてしまいます。新幹線ができる前は、何時間もかけて移動するため、夜中の寝ている時間を活用しながら移動できる、寝台列車が利用されていましたが、3時間ほどで着くのであれば、わざわざ睡眠を犠牲にしてまで、夜中に移動する必要性は低くなります。

おそらく、一定の需要はあるかもしれませんが、採算が取れるほど需要はないのかと思います。

遅延時は0時を過ぎても運転することがある

トラブルなどで大幅に遅延をしたときは、0時を過ぎても運転することがあります。

なので、0時を過ぎたからといって、一切運転できないわけではありません。

実際に、2020年東京オリンピックでは、深夜に東北新幹線を運転する計画がありました。

無観客に伴い、中止となってしまいましたが、今後も国際的な大会があったときは、深夜新幹線が運転される可能性もあります。

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