金のしゃちほこで有名な名古屋城。
意外と知らない人も多いと思いますが、天守閣にもうすぐ入れなくなります。
理由は木造復元工事で期間は約4年半と長めです。
そもそもなんで木造復元するの?
現在の名古屋城は鉄筋コンクリート製で内部は非常に近代的な作りになっています。
木造だった頃の名古屋城は戦火によって焼失し、戦後に市民の寄付によってコンクリートで再建されたのです。
戦争によって失われた本来の木造の名古屋城を2020年12月の完成を目指して再建することが決まりました。
また、名古屋の有名な観光地を作るという意気込みで河村名古屋市長肝いりの政策らしいです。
いつから入場禁止になるの?
復元に関わる工事や調査のため2018年5月7日をめどに入場禁止にすることを名古屋市は発表しました。
復元工事が完了する2022年12月までの約4年半の間、入場ができなくなります。
結構長い間天守閣には入場ができませんが、現在復元工事中の本丸御殿が全面公開される予定なので観光に困ることはないでしょう。
問題が山積?!
史実に基づき忠実に木造復元をするためにエレベーターの設置をしないという議論が交わされています。
それに対して障がい者団体が設置を訴えています。
名古屋市はエレベーターの代わりに椅子付きリフトの設置を検討していますが、議論が続いているようです。
また、木造化の事業費は500億円とも言われ、資金繰りでも論争を招いています。
名古屋市は寄付を募っており、河村市長は100億円の寄付を集めたいと意気込んでいるそうです。
寄付をすれば特典が色々あるそうですよ。
後世に残る思い出になるので興味のある方は検討してみてください。
入場禁止前の2018年ゴールデンウィークは大変な混雑が予想されます。
是非、現在の名古屋城を体験してみてください。