なぜ、宗教は科学の発達した現在も必要なのか考えてみた

皆さんは宗教の活動をしていますか?

若い人の多くは宗教に興味のない人も増えていると思いますが、年配の人は意外とどこかの宗教団体に所属しているケースも多いのではないでしょうか。

正直、私としてはどこの信者でもありませんし、宗教を信仰しようとは思いませんが、宗教が不要かと言われると違うと考えています。

今回はどうして科学の発達した現代でも宗教が必要なのかを考えていました。

 

そもそも宗教とは

そもそも、宗教が存在する理由の一つは、この世の全ての物事が神様によって決められていたと信じられていたからです。

例えば雨が全く降らない時に神様に雨を願ったり、大きな災害がおきた時は神様が怒っていると本気で考えられていました。

そんな事もあり、収穫祭で神様に感謝をしたり、初詣で神様に安全を祈願するなどの文化が誕生したのです。

しかし、現在は科学の力によって天候の予想が出来るのは当たり前で、太陽や雨も人工的に作り出す事が可能です。

病気に関しても神に願うより、定期検診を受ける方が現実的に長生きします。

このように神様の役目が終わった現代では宗教の必要性は薄れてきているのです。

 

それでも宗教が残る理由とは

現在の日本においては残念ながら宗教はビジネスでしかありません。

運営元は会費や備品販売等で稼いでいるのは確かです。

言ってしまえば、アイドルがコンサートチケット代とグッズ販売を稼ぐのと同じ仕組みです。

アイドルであれば、可愛いやカッコイイから応援するという人間心理ですが、宗教の場合は脅しなどの心理が働いています。

もちろん、全ての宗教が脅しとは言いませんが、事実として入らないと不幸になるや、辞めると不幸になるなどと言って会員を維持している部分もあります。

 

それでも宗教が必要だと私が思う理由

ここまで読んでいただいてわかるように、私は宗教をそれほど良く思っていません。

しかし、それでも宗教は必要だと考えています。

理由は、宗教によって助けられる事もあるからです。

人間は生きていく上で必ずどこかの組織に所属する必要があります。

一般的な組織でいうと学校や会社などがあります。

しかし、その一般的な組織に入りたくても様々な問題から入れない人も大勢います。

その人たちのコミュニティーとなる場所が宗教なのです。

なので、宗教はこの先も必要で、なくしてはいけないと思っています。

 

科学で判明していない事も

先ほど、神様の仕業だと信じられていたことの多くは科学の力で原因が明らかになっていると説明しました。

しかし、一つだけこの先も明らかにならないであろう事が、死んだ後です。

現在の一般的な仮説では死んだ後は、天国か地獄に向かうとされています。

実際はわかりませんが、その真実を確かめる方法は存在せず、こればかりは宗教上の仮説を信じるしかありません。

なので、この宗教に入っていれば天国に行けるという約束をすれば、死ぬ事に恐怖を持つ人は、宗教に入るはずです。

あくまでも、これはビジネスの話ではなく、人の恐怖を和らげる事が宗教には可能だという話です。

もし、宗教がなければ死の恐怖に怯えながら毎日を暮らす人が何万といます。

その何万人を宗教が救っているという事なのです。

なので、結論として宗教は科学が発達した現在でも必要であり、今後も無くしてはいけない文化だと私は思っています。

この記事はあくまでも持論ですので、気を悪くされた人には申し訳ございません。

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