近年、一人暮らしの人が冷蔵庫を持たない生活を送っていることをご存知ですか。
冷蔵庫保有者からすれば、「どうやって生活をしているの?」と疑問に思うかもしれませんが、意外と不便はありません。
というより、私は冷蔵庫付きのアパートから引っ越したことをきっかけに、冷蔵庫なし生活を始めたのですが、本当に楽な生活に変わりました。
今回は、冷蔵庫を捨てることによるメリットと理由をまとめてみましたので、ご覧ください。
無駄な買い物が減った
冷蔵庫を持たないということは、保存ができないことを意味します。
例えば、安いからといって、ついつい買いすぎてしまい腐らせてしまったという経験が一度はあると思います。
しかし、冷蔵庫がない場合は、その日に使うもの以外は購入したくても出来ません。
また、水やジュースに関しても保存・冷却ができないので、小さなペットボトルやその日のうちに飲めてしまうサイズを購入するようになります。
一見、高くつくと思われがちですが、実際はそんことはありません。
特に、コンビニまで少し歩かなければならない場所に住んでいればで、買いに行くめんどくささが勝ってしまい買い物回数も減っていきます。
その結果、無駄な買い物が減り、大量購入により腐らせるということもなくなりました。
購入量が減ってダイエットにも効果的
食品の購入量が減るということは、食事の量も減ることを意味します。
例えば、休日に何か食べたいと思った時、冷蔵庫のある生活であれば、簡単な物を作って食べていましたが、買いに行かなければならないとなると、めんどくささが出てきてしまいます。
その結果、健康的にはよくないですが、1日に一食しか食べないということも多々ありました。
私の場合は、ランニングなども行っているので両方の効果が働き、65キロ程度あった体重が冷蔵庫のない生活を始めて、半年ほどで56キロまで痩せることができました。
「全然痩せてなくない?」と思う方もいると思いますが、初めからそれほど太っていたわけでもないので、この程度が人間の限界かと思います。
もともと、ぽっちゃり体型の方にはかなりの減量に繋がるのではと思います。
自炊ができなくて自由な時間が増える
冷蔵庫を捨てたということは基本的に自炊はできなくなります。
もちろん、必要分の食材だけを購入して自分で作るという事もありですが、それだと廃棄せざる食品がいつか出てきてしまうことでしょう。
そうなると、自炊をする機会が少なくなっていき、自由な時間が増えていきます。
私の場合は、調理に費やしていた時間を読書や趣味の時間にしています。
ランニングを始めたきっかけも、調理時間がなくなったことにより、時間が余ったからです。
このように、自炊には隠れたデメリットが存在します。
電気代が安くなった
冷蔵庫の電気代は機種やサイズによっても大きく異なりますが、一般的に500円〜2000円程度と言われています。
おそらく、一人暮らしの方が持っているような冷蔵庫は500円もしないような電気代がかかると思います。
それであれば、大きな負担とはなりませんが、1年で見てみると6000円も異なります。
また、ガス代も自炊をしている時には高かったので、光熱費全体として年間で2万円程度の節約になるのではと思います。
もちろん、外食やお弁当が増えるわけで、実質的に節約とはならないでしょうが、安くなることは確かです。
今回は、私が冷蔵庫を持たない生活をはじめてメリットに感じたことをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
芸能人の方でも冷蔵庫を持たないという方が増えており、今後もますます増えていくのではと考えられます。
健康的にはよくない事もあり、オススメの方法とまでは言いませんが、冷蔵庫なしライフもご検討してみてはいかがでしょうか。