良い事をすると悪い事をしたくなる理由とは?

自分が良いと感じている事をした後に、悪い事をしたくなることってありませんか?

例えば、「お昼ご飯を少なくした日の夜ご飯の量が増えてしまったり」、「安い買い物をした後に高い物を買ってしまったり」、「頑張って働いた次の日は家でダラダラ過ごしてしまったり」と良い事をした後には、必ずと言っていいほど、悪い事をしてしまいます。

実はこれらの現象は「モラル・ライセンシング」と呼ばれており、多くの人はこの罠に陥ってしまいます。

このモラル・ライセンシングは、「自分の良いと思っている事をしたのだから、少しぐらい悪い事をしてもプラマイゼロだろう」という考えから、悪い行動をしてしまうそうです。

ダイエットに失敗する理由も、仕事が上手く行かない理由も、貯金が出来ない理由もすべてモラル・ライセンシングが関係していると考えられています。

どうすれば改善できるのか?

ダイエットでランニングを始めたとします。

多くの人は、ランニングをしたのだからと言う謎理論で暴食してしまいます。

これを改善するには、ランニングを趣味にするしかありません。

良い事をしていると言う感覚があるから、悪い事をしても大丈夫だろうとなるのです。

つまり、ランニングと言う行為を良い事にしなければ良いのです。

好きで走っているのであれば、ランニングはただの趣味になります。

この考えこそが、モラル・ライセンシングを改善する第一歩です。

ご褒美という概念をなくす

モラル・ライセンシングを改善するには、ご褒美と言う概念を無くす必要もあります。

どうしても、いい事をした後はご褒美が欲しくなりますよね。

しかし、ご褒美と甘えは全く異なります。

本当のご褒美とは、それをやり遂げた後の痩せている自分であったり、お金持ちになっている自分です。

これらの事をしっかりと頭に入れておき、いい事をする度にご褒美を貰えるという考えは今日で止めましょう。

悪い事をしたくなった時は好きだからを思い出す

良い事をした後に、悪い事をしてしまいそうな時は、「好きだから走った」「好きだから野菜を食べた」「好きだから貯金した」と、良い事をしたという勘違いを消しましょう。

そうすれば、今からやろうとしている悪い事は、ただの悪い事になってしまいます。

プラマイゼロになんてならない事が分かると、自然と悪い事をしなくなります。

ぜひ、サボり癖がある人は試してみて下さい。

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