上京したいけど出来ない人に伝えたい事

大学や就職をきっかけに地方から上京を考えている人は多いと思います。

そう言った人は、入学や入社のきっかけを待つだけで上京という夢が叶うと思うので私からしてみれば羨ましい限りです。

私は兵庫県出身なのですが、中学生の頃から上京したいと願いつつも、高校卒業後は地元で就職を行い上京の夢は完全に消えてしまいました。

そんな私がどのようにして上京をしたのかをお伝えしたいと思います。

 

ブラック企業をきっかけに転職活動

地元で就職した企業は東証一部上場企業ながらも残業代は一部しか支給されず、若い人材を使い捨てるような会社でした。

私の忍耐力不足と言ってしまえばその通りかもしれませんが、50人近くいる部署内の平均年齢はとても50年の歴史がある企業と思えないほど若く、同期の半分も半年以内で辞めてしまっていました。

出世の道も狭く、出世したからと言って責任が付くだけでやっていることは入社当時から全く変わらない仕事に将来性を全く感じることができず、入社から半年で転職活動を開始することにしました。

 

転職先は大阪・東京の二択

転職するにあたっての私の条件は大阪と東京に勤務地があるということだけでした。

業種や職種に関しては縛りを決めず、飲食店大手やコンビニの本部、広告代理店、鉄道大手など様々受けてきました。

その頃はお金にも余裕があったので毎週のように面接を設定して大阪や東京に足を運んでいました。

定かではありませんが、20社ぐらいは面接を受けたのではと思います、

しかし、入社から一年も経過していない未成年の私に興味を示してくれる企業は少なく、とりあえず面接をしてみたというような対応でした。

 

東京の営業会社に内定

転職活動を始めてから3ヶ月程度でやっと東京の営業代理会社に内定を頂きました。

内定をもらった瞬間は嬉しかったのですが、次第に不安の方が大きくなってきました。

親も本気で内定がもらえるとは思っていなかったはずなので、説得もしなければなりません。

また、貯金も50万円程度しかなかったので、金銭的な不安もかなりありました。

 

悩んだ末に内定を承諾

三日間ぐらい悩んだ末に私は内定を承諾することにしました。

承諾と同時に勤めている会社には退職の相談を持ちかけ、年内を持ってということで退職をすることになりました。

一年未満の勤務でしたので送別会なども特になかったですが、人間関係も良かったので今でも頻繁に食事をしたりしています。

ただ、年末年始の繁忙期に退職ということで周りにはかなり迷惑をかけてしまったと申し訳無く感じています。

 

ついに上京!!

新しい会社には2月からの勤務開始でしたので1月中に家を探して、揃えるものを揃えて、1月中旬より東京に住み始めました。

頻繁に東京に行っており、友達も少なからずいましたので、その頃には不安も少なく新しい仕事への楽しみしかありませんでした。

 

上京して後悔していることはない!!

今回は私が上京するまでのストーリーをかなり割愛してご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

よく聞かれる質問で「後悔していないか」と言われます。

私の場合は全くと言っていいほど、後悔はありません。

というより、上京できなかった方が相当な後悔が残っていたと思います。

確かしに、金銭的には実家暮らしの方が圧倒的によく、貯金も出来ていたことでしょう。

それでも、私は夢を優先しました。

漠然と東京に行きたいという夢ではありましたが、それによって色々な経験をさせていただいたと感謝しています。

やらない後悔より、やってからの後悔の方がよっぽどマシです。

私のエピソードなど役に立つものでもありませんが、少しでも勇気になればと思います。

もし、上京をしたいと考えている方がいましたら、出来るだけ若い間に実行する事をお勧めします。

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