皆さんは物を買うときにどのような事を考えて買っていますか。
おそらく、安価な商品であれば欲しいものをカートに入れ、高価な商品であれば欲しい商品を下調べして少し考えて買っている事ではないでしょうか。
いずれにせよ、多くの人は「欲しい」と思った物に対してお金を使うと思います。
私も同じで欲しいと思った物を基本的には買っており、あとで後悔をしたという事が何度もあります。
そこで、今回はお金持ちの方がどのような判断基準で物を買っているのかを調べてみました。
欲しいではなく、必要な物にお金を払う
多くのお金持ちは自分が欲しいものにお金を払うというより、必要な物に対してお金を払っているようです。
例えば、贅沢品の一つである高級車を例にしてみましょう。
車が大好きな人や高級車好きの方であれば、無理をしてでも欲しいから購入している事でしょう。
しかし、お金持ちはそう言った欲しいという理由では購入せず、信用の証として購入しているケースが多くあります。
どういうことかというと、お金を持っているアピールをする為には銀行口座を見せることが一番ですが、実際はそんなことできるはずがありません。
そこで使うのが高級車なのです。
高級車に乗れるだけの資産的余裕がある事を銀行口座を見せなくてもアピールができます。
それにより、仕事を受注できたり新たな借金を出来ることも多々あり、社長にとっては必須アイテムとも言えるのです。
このように、欲しいではなく、必要な物を買うことがお金持ちの特徴とも言えるでしょう。
人への投資は無制限
お金持ちの方の多くは、他人に対してご飯をご馳走したり、プレゼントを頻繁に買ってあげたりしているそうです。
私からすると、無駄使いで損をしている気分になりますが、お金持ちはそのように捉えません。
例えば、これから期待できる大学生や若者などに安い食事やプレゼントで恩を売っておくと、数年後に何百倍になって自分の元に返ってくるかもしれません。
それが、どんなに出来なさそうな人であっても未来は誰にもわかりません。
であれば、どんな人であっても偶然の出会いを大切にして、恩を売っておく事で将来への投資になります。
おそらく、無駄になることの方が多いとは思いますが、一人でも成功者が出ればそれだけでプラスになります。
また、成功者が出なくても、恩を売っておけば自分が困ったときに必ず返ってきます。
お金に余裕のある人だからこそ、出来る事ではありますが一般の方でも頑張れば出来るはずです。
あなたが社会人で学生の知り合いがいれば、今のうちに恩を売っておきましょう。
その本人から返ってくることがなくても、きっとどこかであなたの行動を見ている人はいます。
そう言った人たちに優しいやカッコイイという印象を付けておくだけでも困った時の助けになるはずです。
時間にはお金を使う
お金持ちは新幹線や飛行機においてグリーン車やファーストクラスを使っているというイメージが強いですが、そうでもありません。
実際に世界一の金持ちと言われているビルゲイツや投資の神様バフェットなどはエコノミークラスで移動することがほとんどだそうです。
理由は簡単で高いお金を払っても着く時間が同じであれば、安い席でも十分だと考えているからだそうです。
確かに考えてみるとその通りだと感じます。
新幹線でいうと「こだま号」と「のぞみ号」で金額が違うことに対しての価値は感じますが、グリーン車と普通車では少しの快適さが違うだけで全く同じです。
さすがに自由席で座れないということになれば、仕事が出来ないなどの問題が発生するのでお勧めしませんが、普通車が満席など相当な理由がない限りグリーン車には乗らない方がいいのではと思います。
しかし、都内のタクシー移動に関しては、お金持ちは贅沢として捉えません。
理由は、電車で移動すると9割は立っての移動であり、運良く座れたとしてもパソコンや電話を使って仕事ができる状況ではありません。
であれば、タクシーを使って移動時間も仕事ができるようにと考えるのが金持ちです。
一般人には真似が出来ませんがタクシーに乗っている數十分間で数十万を稼ぐような人であれば効率的な方法です。
これがまさに、時間をお金を買うという行為です。
人を雇うことだけが時間を買う事ではなく、自分の時間をいかに増やすかが金持ちと貧乏の違いとも言えるでしょう。
これらを実践したからと言って金持ちになれるわけではありません。
しかし、多くの金持ちは今回紹介したような考えを持っています。
お金持ちになりたいというあなたは、少しでもお金持ちの人の考えに近づけるよう改めてみてはいかがでしょうか。