「社会人と学生の違いは?」の正解って何?

就活中や就職先企業の研修で必ずと言っていいほど、一度は耳にする「社会人と学生の違いは?」という問題。

私は、高校を卒業して初めて入社した企業の研修でこの問題が出ました。

あまり詳しくは覚えていませんが、ディスカッションを行ってチームで一つ発表をするという形だったと思います。

 

その時の答えは、「責任感の違い」

その時、私たちのグループが出した答えは、責任感の違いでした。

学生であれば、親や教師の責任にすることも容易ではありますが、社会人の場合は全てが自分の責任になります。

おそらく、この問題の模範解答と言えば、これなのかもしれません。

他にのグループも「勉強をするか、しないかの違い」や「お金を稼ぐか、稼がないの違い」などこちらも模範解答の一つと言えるでしょう。

しかし、よくよく考えてみると、学生にだって責任はあるし、お金も稼ぎます。

また、社会人になってからも仕事をするにあたって勉強は必要です。

従って、この答えは間違いといっていいでしょう。

 

本当の答えは「学びに対しての投資をしているかの違い」

私が改めて考えた結果、最終的に出した答えは、「学ぶ事に対しての投資があるか」です。

学生はもちろん、社会人になってからも学ぶ事はあります。

しかし、社会人の場合は、お金をもらって学ぶケースが殆どで、自らの金銭を投資することはありません。

逆に学生はというと、お金を支払って教育を受けているケースが殆どです。

この、学びに対しての投資の存在が学生と社会人の大きな違いではと考えています。

 

全ての人は「学生」でもあり、「社会人」でもある。

学生と社会人の違いは「学びに投資があるかないか」だと説明しました。

と言う事は、例えサラリーマンであっても学びに対して投資をすれば「学生」になるのです。

また、その逆も同じで学校に通っていても、私服で外を歩けば、例え小学生であっても立派な社会人なのです。

納得できない方も多いと思いますが、学生とは文字の通り「学校」に通う「生徒」の事です。

日本において学校とは学校教育法1条に定められた場所と、「専修学校」「各種学校」の事を指します。

従って、これらの敷地内にいる者と、これらが作成・指定した独自の服装(制服等)を身に着けている者の事を学生と呼ぶことが正しいのではないでしょうか。

 

面接やディスカッションで言ってもOK?

ここで、解説した学生と社会人の違いは、あくまでも独自の見解です。

しかし、共感いただけたのであれば、この事を面接やディスカッションで話していただいても結構です。

しかし、あくまでもあなたの言葉と考えを述べないと、面接官等には伝わりません。

いずれにせよ、正解であっても不正解であっても自分の意見を述べられるかが、面接やディスカッションにおいて重要とされています。

また、今までの模範解答はマイナスポイントになる事は少ないですが、プラスになる事も少ないです。

出来れば、自分なりに誰も思いつかないような見解をしっかり述べる事で相手にも覚えられやすく合格率も上がる事でしょう。

おそらく、この記事に辿りついたという事は近々、面接やディスカッションを控えているのではないでしょうか。

ぜひ、今回の事も参考にしていただきながら、貴方の中の正解を導きだして頂ければと思います。

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