WEBサイトを運営していると誰もが、ライバルサイトのアクセス数やマーケティング手法が知りたいと思った事があるのではないでしょうか。
私も、ライバルとなる個人で運営されているようなブログがどのような方法でアクセスを稼いでいるのか、どのような記事が人気なのか等、喉から手が出るほど知りたくて仕方がありません。
しかし、アクセスを測る方法としては、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析タグをサイトに埋め込む必要があり、合法的に他人のアクセス数を見る事は不可能です。
ただ、今回ご紹介する「SimilarWeb」を使えばそれが可能になります。
そこで、今回は「SimilarWeb」がどのようなサービスなのかを簡単にご紹介したいと思います。
「SimilarWeb」ってなに?
そもそも、「SimilarWeb」とは何なのでしょうか?
イスラエルで開発されたマーケティングツールで世界中の名だたる企業がこのツールを使っています。
簡単に機能の説明をすると、他人のサイトのアクセス数が細かく閲覧できます。
ページごとの分析やユーザーの層、検索キーワード、流入元などなど、自分のグーグルアナリティクスを見ているような感覚で他人のサイトの情報が手に入るのです。
これによって、他社のマーケティング手法が丸裸になり、マーケティング戦略が非常に立てやすくなります。
また、最近は検索エンジンのSSL化に伴い、自社サイトの流入キーワードが見れなくなっています。
しかし、「SimilarWeb」を使うことで自社の流入キーワードも測定でき、言って見れば普通のアクセス解析ツールより優れていると言えます。
どうして、そんな事が可能なのか?
冒頭でも説明したように、アクセスの解析には、タグを埋め込む必要があり、基本的には管理者のみしかアクセスを把握する事は出来ません。
しかし、「SimilarWeb」は、全世界の3億人近い方に自社で開発した計測ツールを使っていただき、そこから統計学上のアクセス数を割り出しているのです。
簡単にいうと、テレビの視聴率のようなもので、ランダムで選ばれた人の端末に許可を頂いて計測ツールを埋め込んでアクセスを監視しているのです。
日本の場合は人口の1%近くがモニターの対象になっていると発表されておりますので、統計学上はほぼ正確な情報が得られていると言えるでしょう。
もちろん、協力者が誰なのかや、それに対する報酬などの情報は一切ありませんが、もしかするとあなたの近くにもモニターの方がいるかもしれません。
従って、統計学上のデータですので、絶対に正確かというと、そうではありません。
しかし、マーケティング材料としては十分すぎるぐらいの情報が手に入るので、大手企業がこぞって利用しているのだと思います。
気になる利用料は?
「SimilarWeb」には無料版もあるのですが、残念ながら得られる情報が少なすぎて、マーケティング戦略の材料として使い物になりません。
そのため、有料版が用意されているのですが、日本においては「株式会社ギャプライズ」が独占販売を行なっており、値段は公表されていません。
ギャプライズ曰く、お客様の用途に合わせて個別にプランを組んでおり、値段が異なるとのことでした。
おそらく、中小企業でもセミナーに参加できるので、安いプランも用意されていると思いますが、それでも月額10万円は取られると考えられます。
おそらく、大手であればいくらでも回収できるので企業規模を見て、値段を決定しているのかと思います。
もちろん、そんな事はないと信じたいですが、値段を公表しないのは明らかに時代にあっていない行動です。
いずれにせよ、問い合わせて見ないことには値段がわかりません。
気になる方は、セミナーに参加して、見積もり請求をしてください。
おそらく、見積もりを請求しても簡単には値段を教えてくれないと思います。
何度も本社に足を運ばされ、本当に買ってくれると判断した時に値段を公表しているのではと思います。
それだけ、優れた商品ですので、殿様商売になる気持ちもわかりますが、もう少し上手いやり方があるのではと思います。
おそらくですが、個人では相手にもされそうにないので、私は使いたいのは山々ですが、諦めました。
便利なサービスなのに、殿様商売って
本当によくない
多分、月20000円とかにしても、今以上の利益が出るんじゃないかな?