皆さんは、FXや株式投資の経験がありますか?
当サイトで調べて結果によるとFXは1割以上、株式投資は3割以上の方が経験あるとの事でした。
両方やっている場合を考えても3割以上の方がFX・株式投資の経験があります。
これらは、ギャンブルではなく投資と呼ばれるモノで競馬やパチンコ、宝くじ等とは性質が異なります。
しかし、これらをギャンブルとして取引を行っている方も大勢います。
私も両方とも取引経験があり、自分では投資を行っている感覚だったのですが、今思うとギャンブルだったと反省しています。
そこで、今回はFXや株式投資のギャンブルと投資の境目は何処にあるのか考えてみました。
①余力資金で運用できていない
投資の大前提として余力資金を運用することが絶対条件です。
もし、生活費や借金のお金を運用しているのであれば、それは間違いなくギャンブルです。
競馬やパチンコよりは、断然マシではありますが、やっている事は変わりありません。
負ける可能性だけで言えば、相当なプロも参入している市場ですの高くなりやすいと言えます。
とにかく、失っても全く問題のない捨て金で運用するようにしましょう。
元金以上を稼ぎ出せば、そこからは利益による投資なので今まで以上に楽な投資になるでしょう。
おそらく、今プロとして活躍している方も同じように余力資金で成長してきたはずです。
勝ちたければ、ぜひ100万円ぐらい貯めてから参入してください。
②プランを持っていない
投資に必要な事の一つに、プランがあります。
例えば、東芝株を例に見てみましょう。
アメリカ原発の影響で大きな損失が出てきており、不正会計まで行っていたことが明らかになりました。
この事を予想していた方は、おそらくいないでしょうし、知っていたとすればインサイダー取引で違法行為をしている事になります。
しかし、今後の事であればいくつかの予想が建てられます。
①事業の売却、主要子会社の売却利益により損失補てん
②国内・海外企業からの買収により事業継続
③会社更生法の適用で事実上倒産
ちゃんと、予想をすればもっと他の可能性も出てきますが、わかりやすく3つを出しました。
①によって会社が継続した場合の先を考えてみましょう。
赤字補てんは出来たが、今後の利益を稼ぐ事業や子会社がなくなってしまい未来はありません。
従って、こうなった場合は株価が下がることが予想されます。
②によって会社が継続した場合は、買収された企業にもよりますが、受注が増える可能性もあります。
それにより、利益が増え株式の買戻しが出来る可能性も0ではありません。
そうすれば、また一人立ちでき、企業グループとしての復活も成し遂げられます。
③によって事実上倒産した場合は株価は0円になってしまいます。
日本航空もこれにより、事実上倒産をした経歴がありますので、0ではありません。
このように、プランを考え、それに従って投資を行う必要があります。
自分の考えをまとめ出し、外れたと感じた場合はすぐに損切りすることが自分の資産を守る方法です。
③スグに結果を求めてしまう
ギャンブルと投資の大きな違いは勝敗結果まで時間です。
基本的にギャンブラーの皆さんは数時間で勝ち負けの結果を求めてしまっているでしょう。
しかし、投資とは待つことが肝心と言っても過言ではありません。
利益が最大になった瞬間を待って売買を行います。
それが、出来ないのであれば、投資家には向いていません。
特に、少しの利益が出た瞬間に勝ちを確定をさせてしまうような、弱い方はもってのほかです。
自分に当てはまると感じた場合は、それを直せるまで投資の世界に足を踏み込まないようにしましょう。
まとめ
今回は、投資とギャンブルの境目ぼ例を3種類ご紹介しました。
一つでも当てはまる人は、投資ではなくギャンブルを行っている可能性があります。
ぜひ、投資家と名乗りたいのであれば、しっかりとした投資をしましょう。
その結果負けてしまう事は、仕方ありません。
それは、あなたの負けではなく、期待した企業や通貨(国)が負けてしまったのです。
また、その負けもデータとして活かせるのが投資の世界です。
とにかく、長いスパンで利益が出れば勝ちであり、一攫千金を狙う事が投資ではありません。
そこを十分理解したうえで、投資を行ってみてはいかがでしょうか。
投資とギャンブルを一緒にしないで欲しいと思い記事を書きました。
自覚はなくても、行動がギャンブルになっていませんか?
少なくとも私は、ギャンブル化しており、本当に馬鹿な思いをしてしまいました。