薄商い中にフラッシュクラッシュは発生するのか?

投資家の間では今「フラッシュクラッシュ」という言葉が注目されています。

フラッシュクラッシュとは、お盆やお正月などの為替取引が減る期間に、ヘッジファンドが通常ではあり得ないほどの取引を行い、片方向に大きく値段を動かす行為です。

記憶に新しいのでは、2019年1月3日に一瞬でドル円が3〜4円程度円高に動きました。

買いを入れていた投資家の多くは、ロスカットされ投資家人生から幕を下ろした人も多かったでしょう。

 

2019年お盆にもフラッシュクラッシュが発生する?

結論から言うと、フラッシュクラッシュの発生は極めて低いと言えます。

理由は、フラッシュクラッシュを期待して円買いをしている投資家が多すぎるからです。

つまり、ヘッジファンドからすれば、フラッシュクラッシュを起こしても旨味がないのです。

わざわざ、自分の利益にならない事をするようなヘッジファンドはいないので、フラッシュクラッシュは発生しないと思います。

 

あるとすれば、円売りのフラッシュクラッシュ

もし、フラッシュクラッシュが発生するのであれば、円売りのフラッシュクラッシュです。

安全通貨と呼ばれる円を手放して利益を得るヘッジファンドは少ないでしょうが、稼げるとすればその方法しかありません。

もしかすると、お盆前に109円台から105円台まで円高が進んだのも、これの準備かもしれません。

可能性は低いでしょうが、発生する可能性は0でないと思います。

 

お盆中はどうすればいいのか?

2019年のお盆は、値動きが小さいと予想しています。

なので、小さな利益を生みやすい環境です。

損切りをせず、耐える事でいつか値段が戻ってくると言う場面も多いでしょう。

つまり、大きな利益を狙っても、すぐに戻ってしまうので、利益が出ている時が確定時だと言えます。

「小さな利益なんていらない」と言う人は、取引をお休みした方がいいかと思います。

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