あなたは貯金がありますか?
あるデータによりますと、20代の半数近くは貯金がゼロと回答しており、50代でも20代と同様に半数の人が貯金ゼロと答えています。
つまり、日本全体で見ると、おおよそ半分の人は貯金がないと言うことになります。
貯金をしている人からすると「貯金がゼロってどういう状況?」と思うかもしれませんが、今の時代は貯金ゼロがデフォルトになりつつあると言っても過言ではありません。
しかし、貯金ゼロというのは将来の不安も大きく、大きなストレスの原因にもなります。
そこで、今回はどうすれば貯金ゼロから100万円まで貯められるか、考えてみましょう。
貯金ゼロの理由は収入と支出が同じだから
当たり前のことですが、貯金ゼロの人は「収入と支出の金額が同じ」ということです。
なので、いつまで経ってもお金が増えることなく、給料日前には全てのお金を使い切ってしまいます。
つまり、その生活を見直すことができれば、嫌でもお金は貯まっていきます。
そして、誰でも貯金ができるようになります。
貯金ができない人の多くは「貯金なんてする余裕がない」と言いますが、それは違います。
多くの人は勘違いをしているだけで、余裕があるにも関わらず、あるからといって使ってしまっているのです。
給料が入った瞬間に貯金
貯金をする上で一番大切なことは給料が入った瞬間に貯金をすることです。
貯金ができない人は、お金があるから使ってしまうのであって、無ければそれに合わせて調整できるものです。
なので、給料が入った瞬間に別の口座にお金を移して、貯金していくのがベストでしょう。
ただ、自分で移してという作業には手間もかかりますし、貯金ができない人にはかなり難しい作業です。
なので、自動振り込み予約などを使って自動的に別口座にお金が移動されるように設定しておきましょう。
強いて言えば、その口座は使えないように信頼できる人にキャッシュカードを預けておくのも一つの手です。
毎月2万円の貯金で5年で120万円
毎月2万円を貯金したとして、5年間で120万円の貯金ができます。
100万円を確実に貯めたいなら毎月2万円をコツコツ貯金していくのが一番でしょう。
しかし、5年で100万円と聞くと遅いと感じてしまう人もいるでしょう。
そういった場合は、年2回のボーナス月は20万円を貯金することにより1年半で96万円貯まります。
正社員として働いているのであれば、ボーナスが支給される会社がほとんどだと思いますので、ボーナス月は頑張って20万円の貯金にチャレンジしてみましょう。
100万円貯まると一気に安心できる
100万円の貯金があると、緊急事態が発生した時の対応力が一気に上がります。
例えば、突然働けなくなった場合も、半年ほどは無理のない生活ができますし、病気や突然の大きな出費にもある程度、対応できます。
また、100万円を持っているということで、自信を持った行動ができ、日々の生活でもプラスに働くことが多くなります。
さらにいうと、ちょっとしたリスクのある行動も取りやすいので、さらにお金を増やすチャンスにも巡り会えます。
このように100万円を貯金することで、人生は大きく変わります。
それでも使ってしまうという人へ
別口座に移動さてせいるけれど、結局生活費が足りなくなり使ってしまうという人は、方法で貯金することをお勧めします。
具体的にどうやって貯金をするかというと、投資信託を買うべきです。
投資信託は毎月、指定した金額分の口数を自動的に購入してくれる仕組みがあります。
そして、現金にするためには、所定の手続きが必要で、さらに時間もかかります。
なので、別口座に移動させておくよりも、より使いにくい状況になります。
投資信託を始めるためには証券口座を開設する必要がありますが、今や誰でも持っているのが当たり前で、お金持ちで証券口座を持っていない人は見たことがありません。
なので、遅かれ早かれ開設することになると思いますので、すぐにでも開設しましょう。
もちろん、開設は無料で維持費用もかかりません。
おすすめとしては楽天証券かSBI証券をお勧めします。
理由は手数料の安さと、取扱商品が多いので、このどちらかを持っていれば、困ることはありません。
どの投資信託を買えばいいの?
投資信託といっても、種類はたくさんあり、どの投資信託を積み立てていけば、リスクが少なく、資産を増やせるのでしょうか。
適当に投資信託を選んで積み立てても、せっかくの資産を失うだけです。
なので、インデックスと呼ばれる方式で、さらにアメリカ株に絞った投資信託をお勧めします。
具体的な商品名で言うと、楽天証券の場合「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、SBI証券の場合「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」がお勧めです。
どういった所に投資している投資信託なのかと言うと、アメリカの優良企業500社に投資している投資信託です。
しかも、その500社は調子によって入れ替えがあるので、基本的には成長し続けると言われています。
その証拠に、現時点では15年以上の長期投資であれば、どのタイミングから始めたとしても負けていません。
これを毎月2万円ずつ積み立て、年利5%で運用したとすると、10年後には280万円になっています。
元金は240万円しかないものの、運用利回りで40万円の利益を出したと言うことになります。
これにプラスして、ボーナスも投資信託に回したとすると、10年で700万円が貯まります。
これも現金は600万円ですが、運用利回りで100万円の利益が出たことになります。
もちろん、リスクのある商品ではありますが、過去の実績からするに高確率で実現すると考えています。
100万円貯めることができればもっと貯めたくなる
ここで紹介したように行動をすれば、間違いなく100万円を貯めることができます。
そして、100万円を貯めることができれば、もっと大きな金額を貯めたくなるでしょう。
そうなると、月に2万円だった貯金が3万円に増やしたり、副業を始めてその利益を全部貯金にしたりと、行動そのものが変わってきます。
100万円を貯金するということは、あなたの人生を間違いなく幸せにする第一歩です。
ぜひ、無理をしてでも100万円を貯金してみてください。