仕事やプライベートで車を運転する方であれば、一度くらいは眠さと戦いながら運転をした事があるのではないでしょうか。
私も仕事帰りにどうしても急いで帰らなければならず、眠い状態で運転してしまったがために、危険な目にあった事もあります。
眠い時は、運転しないのが一番ですが、どうしてもという事が人生で何度もあります。
そんな時でも眠さに勝つ方法を私なりに考え、実証して効果の感じられたものをご紹介します。
交通量の多い道を選ぶ
交通量の少ない道を選んでしまうと、注意力が低下するといわれています。
できるだけ、幹線道路と呼ばれるような交通量の多い道を選択することをお勧めします。
また、直線だとどうしても眠くなってしまうので、頻繁に右左折をするようにしましょう。
特に、左折の場合は対向車にも歩行者にも注意を払わなければならず、集中力がアップします。
とにかく、ボーッとしてても走れるような高速道路や田舎道は危険です。
眠いと感じたら、すぐに交通量の多い道路に逃げましょう。
硬いせんべいを食べる
眠くなったらガムを噛めばいいといわれますが、逆に眠くなるという事もあります。
しかし、口を動かすという事は眠気解消に役立つといわれているので、ガムで効果が見込めない方は、もっと硬いものを噛めば効果が発揮されると考えられます。
そこで、もっと硬いものといえば、せんべいです。
できるだけ、硬くて分厚くて味の濃い物だとさらに効果が期待でします。
さすがに、車に完備してしまうと湿気てしまうので、運転前に購入することをお勧めします。
窓を開けて空気を入れ替える
特に冬に言えることですが、暖房の効果により、眠くなってしまう事が多々あります。
そういった時は、寒いのを我慢をしてでも、一旦空気の入れ替えをしましょう。
寒さで目が覚める効果もありますが、それ以上に空気を入れ替える事で、眠気が飛ぶと言われています。
同乗者の方が入れば、文句を言われるかもしれませんが、事故を起こしてからでは遅いので、運転席側だけでも窓を開けましょう。
さすがに全開をしてしまうと、物が飛んでしまう事もあるので、半分ぐらい開ければ十分に空気の入れ替えは可能です。
寒さを感じない場合は、数十分ぐらい開けておくことをお勧めしますが、寒い場合は1分ぐらいで閉めても大丈夫です。
ただ、また空気がこもっていると感じた場合はすぐに、窓を開けましょう。
歌詞を暗記している曲を歌う
同乗者がいる場合は、歌いにくいと思いますが、一人で運転をしている時は、とにかく歌ってください。
声を発する事で眠気を飛ばす効果もあり、暗記している歌の場合、歌詞を思い出す必要があるので、頭も使います。
ただ、あまりにもテンポの遅い曲ですと、子守唄になってしまいます。
できるだけ、テンポの早い曲で、一人でも盛り上がれるような曲をお勧めします。
音源があるのであれば、流しながら歌うのもいいでしょう。
どうしても眠い場合は15分程度の仮眠を
居眠り運転を阻止するために一番効果的と言われている事は、仮眠です。
たった、15分でも仮眠をする事で、すっきりとした気分で運転を再開できます。
15分でも惜しい時は、仕方がないですが、時間に多少の余裕がある時は、ぜひ仮眠をとってください。
ただ、30分以上の仮眠は逆効果といわれています。
15分の眠りで回復しない時は、睡眠不足のサインです。
その時は、事故を起こさない為にも電車移動にするか、他の方法を検討しましょう。
居眠り運転は、「安全運転義務違反」または「過労運転」です。
前者であれば、2点ですが、後者と判断された場合は酒気帯び運転(0.25以上)と同じ、25点となり一発取消しになります。
そうならない為にも、仮眠は大切です。
事故を起こしてからでは、どれだけ後悔をしても遅いです。
例え、お金がかかっても、予定の時刻に間に合わなくても、別案を考えて、事故を起こさない事を最優先に考えましょう。