東京や大阪のような都心部では毎日のように、電車による人身事故が発生しており、多くの人が迷惑を被っています。
私もそのうちの一人で通勤ラッシュの時間帯に事故で止まってしまい大切なアポイントに遅れそうな時もありました。
もちろん、帰宅時も早く帰りたい思いを堪えて、駅で運転再開を待っているのは本当に腹立たしいです。
しかし、これだけ事故が起こっている現代なのに、幸いな事に事故を起こした電車に乗り合わせた経験は一度もありません。
おそらく、多くの人が私と同じように事故を起こした電車に乗り合わせた経験は少ないのではないでしょうか。
そこで、今回は事故を起こした電車に乗っていた場合どうなるのかを調べてみました。
※鉄道会社や状況によって異なります。
ケース① 徐行で最寄り駅また、車庫まで運転
負傷者を安全な場所に移動出来たり、心肺停止状態が確認された場合は、最寄りの駅まで運転を再開しそこで乗客を降ろすそうです。
駅で発生した場合も全ての乗客が安全に降りれる位置まで電車を進ませ、降りてもらうそうです。
おそらく、鉄道事故で一番多いケースではと思います。
そこからは、振替線への乗車が出来る為、乗客にとっては一番被害が少ない対応と言えます。
ケース② その場で停止状態
次に多いのが、負傷者を発見できないや負傷者が下敷きになっており、生存の可能性がある場合はその場で救出を優先させる為、運転を見合わせます。
この場合は、乗客は閉じ込め状態で場合によっては1時間以上の長時間となるケースもあります。
例え、駅で発生した場合でも安全を優先させ、停止位置以外では扉を開ける事は基本ありません。
ここで一番困るのは、予定が全て狂うと言う事です。
身動きが取れない状況で、いくらお金の力を使っても電車を動かす事は出来ません。
また、近距離線であればトイレもついていないので我慢出来ない客も出てきて、勝手にドアコックを取り扱い二次被害と言う事も考えられます。
そうすると、更に運転再開が遅れ一番迷惑なパターンになります。
生理現象や体調不良でどうしても我慢できない場合は車掌や運転手に相談し、それ以外は焦る気持ちも分かりますが我慢しましょう。
全ての処理が終われば最寄り駅や車庫で下車させてもらえます。
ケース③ その場で下車
ケース②で長時間が予想される場合はその場で下車後、最寄りの駅まで歩いて頂く対応を取る場合があります。
ただ、このケースは車両が故障した場合などが多く人身事故では殆ど前例がありません。
近距離であれば問題ないですが、長距離であれば、かなりつらいと思いますが、高架など線路から降りられないケースもあるので、少し我慢が必要です。
鉄道会社によって対応が大きく違う
3つのケースを紹介しましたが、運転再開を急ぐ鉄道会社であれば、警察が来る前に死体を移動させ再開させてしまう事もあるようです。
また、発生の時間によっても違いがあり、ラッシュ時であれば、殆どが勝手に再開させ、そのあとに全線で見合わせをとるようです。
鉄道会社にしても、振り替え輸送の経費削減の為に少しでも時短をする工夫を行っています。
お客様の勝手な行動で二次被害を生む事や運転再開を遅らせる事もあるので、もし人身事故に遭遇してしまった場合も大人しく待ちましょう。
人身事故を起こした電車に乗ってた人はどの位いるの?
人身事故をに乗っていた人がどの位いるのかをアンケートで調査してみました。
ある・・・18票
ない・・・82票
アンケートの結果では約2割が人身事故を起こした電車に乗っていた経験があるようです。
この数字を見ると、いつ自分が巻き込まれてもおかしくはありません。
最悪の事態を考えて、電車に乗る前はトイレを済ませ、飲み物ぐらいは持っておいた方が良いのではと思います。
[aside type=”normal”]回答者情報回答者数○100名
回答者男女比○43名:57名
回答者年代○10代:3名、20代:39名、30代:27名、40代:21名、50代:8名、60代:2名
[/aside]