新卒にしても転職にしても、会社を選ぶ上で重要になりつつある要素が福利厚生です。
人によっては、仕事内容や給料よりも重要と考えているようで、大企業やベンチャー企業を中心にユニークな福利厚生も増えています。
そこで、今回は存在するか、しないかは別として、個人的に「こんな福利厚生があったらな」というものをランキングにしてみました。
8位 お昼寝タイム
昼休みとは別に好きな時間にお昼寝ができる時間があれば、どれほど、仕事に集中ができることかと思います。
ベッドやソファー、個室があれば最高ですが、スペースの関係上、難しい会社もあるでしょう。
そういった場合は、休憩室でも、デスクに座りながらでもいいので、そういった時間を作っていただければと思います。
時間は、30分程度で十分ですが、仕事中のお昼寝を許可することが重要です。
8時間の労働であれば、7時間30分に減り、給料も同じで、雇用主としては損をした気分になりますが、福利厚生の一環としてであれば、インパクトもあり、安くできるのではと思います。
7位 旅行支援制度
今の若者は休日、外に出ることが少なくなったと言われているので、休日の旅行を支援する制度があればと思います。
具体的には、交通費や宿代の全額〜半額程度を会社が負担するといったものです。
不正申告がないように、しっかりと領収書で管理をしたり、実際の旅行写真の提出やお土産の強制をすることで、社内のコミュニケーションも活性化するのではと思います。
経費がかかりすぎると、心配にる経営者もいると思いますが、上限を決めておけば、予算を割り当てることができるはずです。
6位 セカンドオフィス制度
近年は、フリーアドレスといい個人の机を持たない会社が増えていますが、それで現実味のない話です。
特に、中小企業であれば、フリーアドレス制度にしても、人数が少ないせいか、自然と座る位置が定着してきて意味がありません。
そこで、気分を変えるために力を発揮するのが、セカンドオフィス制度です。
実際に導入している企業も多く、会社から少し離れた場所に、小さくても別のオフィスを持つことで、気分を変えて仕事ができるので、社員には好評のようです。
セカンドオフィスばかりに人が集まってしまうという事態になれば、予約制にして、制限することも可能です。
5位 副業休暇
会社の給料だけでは、食べていけない方や、もっと稼ぎたい方も増えている現代で注目されているのが副業です。
基本的には土曜日・日曜日と休みの日にシフトを入れていても、平日に出ないといけない時や、面接がその日しか対応してもらえないと言うことも稀にあります。
そういったときに使えるのが副業休暇です。
仕組みは有給と全く同じですが、有給枠とは別に用意することで取得しやすいという事もあります。
有給と同様に年間に何日までと、決めておけば問題なく制度として成り立つと思います。
4位 帰省支援制度
先ほどの旅行支援と似ていますが、帰省支援は、会社が行き先を把握することが可能ですので、新幹線や飛行機のチケットを直接渡す事ができます。
お金がなくて。帰省ができないといった若者も増えており会社が積極的に帰省をさせることで、親孝行の機会を与えたり、悩みを相談する機会を与えることができます。
それが、離職率の低下に繋がったり親を安心させるのであれば、あってもいい制度ではと思います。
3位 ダイエット手当
ダイエットを宣言すると、痩せたグラム数に合わせて手当がもらえる制度です。
社員が健康になる事は会社にとってもメリットであり、社員にとっては痩せられる上に、お金までもらえる文句なしの制度です。
実際に導入している企業があるそうですが、リバウンドをしてしまうと、返金をしなければならないそうです。
ただ、もともと痩せている社員から不満が出ないのかなと疑問に思いますが、悪くない制度です。
2位 ランチDEデート
コミュニケーション活性化のため、月に一度ランダムで決められた異性の社員とランチに行く制度だそうです。
同性同士であれば、普段から気軽に話しますが、異性となると、仕事の以外で話す事が少ないので、なかなか面白い制度だと思います。
若者が恋愛をしなくなってきている現代ですので、会社が機会を与えてくれる事はかなり嬉しいと思います。
従業員数がある程度いる企業であれば、直ぐにでも導入可能で、費用も月一のランチ代だけですので、かなり安くつくはずです。
1位 社食無料
やっぱり何と言っても1番は社食無料です。
中には、朝昼晩の全部が無料の会社もあるようで本当に羨ましい限りです。
昼食代だけでも毎月2万円近く飛んでしまうので、それが別の事に使えるとなると、かなり余裕も出てきます。
また、一人暮らしでは偏った食事をしがちなので、健康的な食事を出してくれるとさらに嬉しいです。
今回ご紹介した福利厚生は、本当に実施されているものと、私が個人的にあればと願う架空のものが混在しています。
ぜひ経営者の方には、新しい福利厚生を考える際のヒントにしていただきたいです。
中には、経費がかかりすぎるものもありますが、工夫次第でなんとかなるはずです。
人材不足の今だからこそ、福利厚生を充実してみてはいかがでしょうか。