皆さんは占いを信じますか?
私は朝の情報番組の星座占いですら、少し気にしてしまうほど占いを信じています。
しかし、星座占いなどは9割が当たらないといっても過言ではありません。
そもそも、1億人以上の人間を12種のみで区別する事に無理があります。
単純計算すると、1000万人近くが同じような運命を歩むという事です。
では、どうして占いというものが存在するのでしょうか。
占いはあくまでも統計学の一種にすぎない
「占いとは統計学だ」と言っても間違いではないくらい、統計学のお話なのです。
その判断材料が多ければ多いほど、統計学で当たる可能性が高いのは当たり前です。
したがって、星座や血液がでしか判断していない占いは外れて当然という事です。
有名占い師の鑑定を受けた事がある人はわかると思いますが、あの人たちはとにかくたくさんの情報を私達から聞き出そうとしてきます。
個人的には、それも占いで当ててよと思うこともありますが、占いとはそういうものでありません。
とにかく一つでも情報を多く取得し、過去の統計と比べ将来を予想するのです。
もちろん、統計学ですので当たらない時も多くあります。
それが占いというものの正体です。
占いの統計データは何を使っているの?
先ほどから統計学という言葉が何度も出てくるけど、そのデータはどこから持ってきたのと疑問に思う方もいるでしょう。
これに関しては、様々な統計があり、主に西洋や中国が多いと見受けられます。
しかし、中には適当に自分で考えた嘘のデータを使って占いをしている占い師も見かけます。
もちろん、当たる可能性もありますが、統計を用いた占いですら当たらないのに、適当に自分で作ったデータが当たる可能性など、ゼロに近いと言っていいでしょう。
統計学データは大昔のもの
占いが当たらない理由として、使っている統計データが古いということもあるでしょう。
この数十年でも目まぐるしい変化が見られる社会で、数百年も前のデータなど別世界のデータと言っても過言ではありません。
その時に生きていた人間と、今を生きる人間では考え方も行動も明らかに異なり、その当時の統計などほとんど役に立たないことでしょう。
しかし、人間というのは不思議なもので、本能的な部分は過去と今では変わっていないと考えられています。
そういった変わらない部分のデータを分析する能力こそが占いで当てる技術だということです。
それでも占いを信じる理由
占いは仕組み上、当たりにくいという事がわかっていただけたと思います。
しかし、それでも私が占いを信じる理由はラクだからです。
誰からか助言をもらう事で自分で考える必要もなく、自然と危機管理ができるようになります。
また、占いでいい結果が出るとそれだけで自信に溢れます。
もちろん、占いを過信する事はあまりよくありません。
しかし、適度に占いを信じることで成長できることもたくさんあります。
占いなんか当たらないと言わず、占いが当たらない時は統計から外れた日なんだと割り切り、過ごしてみてはいかがでしょうか。
占い師の言う「統計学」と実際の統計学ってのはほんとうに同じものを指しているのでしょうか。占いってのが統計学の知識に基づいているのなら、彼ら(彼女ら)は統計学についてある程度の知識を持っているわけですよね。統計学についてある程度の知見がなかったとしたらそれはただのデタラメですもんね(笑)。