日本で一番利用者の多い、東海道新幹線の自由席は一列に対してA〜Eまでの5席があります。
多くの場合はE席やA席が人気で、そこから完売して行くのですが本当にAやEが当たり席なのかと疑問を感じました。
そこで、今回は今までグリーンも含めて全席座ってきた私が、どの席がオススメなのか初めて新幹線に乗車するという方でも失敗しない座席選びを解説していきたいと思います。
おすすめランキング1位:A席
A席のメリットは窓側で車窓を楽しめることと、B席が最後に埋まるので横に人が来る可能性が極めて低いという事です。
また、N700系などでは窓側席にのみコンセントが準備されているので、パソコンやスマホの充電も可能です。
基本的に富士山を見ることはできませんが、ある区間のみA席からでも富士山が見える事もあります。
時間にして約30秒と少ない上、天候によっても左右されるため、見つける事ができればラッキーだと思います。
ただ、デメリットもあり、トイレやタバコで席を立ちにくい環境です。
また、始発・終点駅以外での乗降時に必ず迷惑がかかります。
もちろん、お互い様なので、気にすることはありませんが、気を使いやすい性格の人には向いていないかもしれません。
おすすめランキング2位:C席
C席をおすすめする理由は、A席と同じくB席に人が来る可能性が低いからです。
また、トイレやタバコで席を立つ事が多いのであれば、誰の迷惑にもならないので、我慢する事もないでしょう。
逆にデメリットとなるのがコンセント問題です。
ただ、N700系などでは各車両最前列と最後列にはA〜Eまで全てにコンセントが用意されているので、そこを予約すれば解決です。
おすすめランキング3位:E席
基本的な条件はA席と同じですが、D席の人気がそれなりに高いので一人でゆっくり使えるということは稀でしょう。
ただ、東海道新幹線名物の富士山が眺められる事から初めて新幹線を乗る方にとっては一番おすすめしたい座席です。
もちろん、コンセントも完備されているので、スマホ・パソコンのバッテリーも気にする必要ありません。
また、席から立つ時もA席の場合、最大2人に迷惑がかかる事になりますが、こちらは最大でも1人です。
その点を考えると、窓側がいいけど、席を立つ機会が多い方はE席を選ぶ事が一番なのかと思います。
おすすめランキング4位:D席
基本的な条件はD席もC席と同じですが、隣に絶対人が来るという事が大きな違いでしょう。
ただ、E席同様に富士山が見えやすいという事で、通路側がいいけど、富士山も外せないという方にはおすすめです。
個人的には、人気の割にはメリットが少ない席で、D席を取るくらいであれば、C席の方が断然マシだと思います。
おすすめランキング5位:B席
最後は、一番不人気のB席です。
やはり、両隣に人がいるとい言うことはストレスになりやすく、私は絶対に座らないと決めています。
万が一、B席しか空いていない場合は、迷わずグリーン車を予約します。
少し高いですが、B席に座るぐらいであれば、払う価値があると思っています。
ただ、デメリットばかりではなく、座席が他のよりも3センチほど広いと言うメリットもあります。
たった3センチと思う方も多いと思いますが、座席の3センチはかなり大きく、疲れにくさも軽減されます。
たまに、A席もC席も空いているのにB席に座っている人は、このメリットを買っているのだと思います。
できるだけ16号車に近い方がおすすめ
個人的な座席のランキングをご紹介してきましたが、車両にもオススメの車両が存在します。
それが、できるだけ16号車に近い車両です。
理由は簡単で自由席から離れているかです。
自由席に近い座席ですと、混雑時は指定席券を持たないお客様が指定席の通路まで流れ込んで来る事があります。
また、新幹線のルールを知らない指定席券を持たないお客様が間違えて座っているケースも稀ですがあります。
もちろん、混雑時には指定席デッキと通路を解放しているので仕方のないことですが、少しでも避けるためには、できるだけ自由席から離れる事が一番です。
ただ、11号車は多目的ルームがある事から子供連れ客が多く、ゆっくり移動したいのであれば避けるべき車両だと思います。
余裕があればグリーン車も
グリーン車は高くて贅沢というイメージが強いですが、実際はそんな事ありません。
東京〜新大阪間は5000円程度のプラスで、それだけの価値があると思います。
全席にコンセントはもちろん、座席もゆったりしており、おしぼりも配られ、ブランケットの用意もあり、雑誌も用意されており、何より静かです。
そのためか、意外にも若い方も多かったり、サラリーマンも自腹を出してでも乗る事があるそうです。
私は、満席時にしか乗りませんが、たまには少し贅沢もいいのではと思います。