巷で話題のFXを皆さんはご存知でしょうか。
CMや看板広告なども増えており、知っているという人が多くなって来たのではと思います。
一応説明しておきと、外国為替証拠金取引と言い、ドルやユーロなどの通貨を売買してお金を稼ぐ金融商品です。
大きな特徴としては少資金から始める事ができて、5万円あれば1万ドル(100万円以上)の取引が可能になります。
言ってみれば、てこの原理を使って少ない力で大きな物を動かすというとこです。
もちろん、勝てば大儲けできますが、負ければ大損することもあります。
そこで、問題となってくるのがFXはギャンブルなのかということです。
一般的には金融庁管轄の許可された金融機関しかFX商品を扱う事ができないので、投資という括りが正しいでしょう。
しかし、実態はと聞かれると本当の投資なのか疑問に思う部分も多くあります。
ということで今回は、個人の見解をまとめてみました。
投資の定義とは
辞書で投資の意味を調べてみると「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」とありました。
これだけを見るとFXは投資です。
しかし、これだけで判断するとパチンコや競馬、宝くじだって投資になります。
従って、この定義だけで投資なのか、ギャンブルなのかを判断するのは少し違うのかと思います。
本当の投資の定義とは
私が考える本当の投資の定義は「自分の金銭的利益と知識を増やす目的で資金を投じる事」だと思います。
ギャンブルは金銭的利益のために資金を投じているので私の中では投資ではありません。
では、本題のFXはというと人によるでしょう。
FXによって社会の情勢や経済のあり方などを学べ、知識として増えるのであれば投資です。
適当に上か下かを感覚で選んで売買するのであれば、ギャンブルです。
FXをギャンブルにしない方法
では、どうすればFXをギャンブルにしないようにできるのでしょうか。
おそらく、負けている人の9割はギャンブルでFXをやっていると思います。
逆に勝っている人の9割は投資と呼べるでしょう。
そう、勝てばFXはギャンブルではなくなるのです。
勝つためには、過去の分析はもちろん、大衆心理を学んだり、人間の弱さを学ぶ必要があります。
例えば、「ここまで上がったのであれば、そろそろ売りに転じるだろう」という場面があるとします。
ここでは、多くの人が同じことを考えているはずです。
しかし、一部の資産を多く持つ人は逆を考えます。
「ここで資金の少ない人は反転を予想して売りに来るから、売りに転じそうになった時に大量の買いを入れよう。そうすると、先に売った人が慌てて買い戻すから更に値段が上がり、高値になった所で売り抜こう」
おそらく、FXをやっている人であれば、このような場面に何度も出くわした事があるでしょう。
まずは、このような心理戦がFXで行われている事実を理解しなければなりません。
その心理戦を勝つためには、過去の戦術を学び、今後の戦術を見抜く必要があります。
そして、この心理戦を理解できた時、FXは投資と呼べる行為になるでしょう。
私もまだまだ、理解しおておらず人に偉そうなことを言える立場ではありませんが、私の考えは間違ってないと自負しています。
もし、FXがギャンブル行為になっている人は今一度、改めて投資をしてください。
そのためにも、まずは過去のチャートを見たり、過去の失敗例や成功例を集めましょう。
そして、その集めた情報を武器に戦えば、少なくとも負けることはないのはずです。