昔から接客業では「お客様は神様」だと思って接しろと言われてきました。
確かに、お客様あっての商売ですので、大切にしなければならないですが、本当に神様のように扱う必要があるのか疑問に感じる人も多いでしょう。
特に最近では迷惑なお客様も増えており、利益どころか損害を出しているお客様も存在ます。
そこで、今回は私なりの神様として扱うお客様をまとめてみました。
お金を出してもらってこそ初めてお客様
お客様とは、あくまでもお金を払って商品やサービスを購入していただけた人の事を指します。
なので、営業をかけているだけや、来店していただいただけでは、お客様とは言えません。
たとえ、将来的にお客様になる可能性が高いとしても、神様と思う必要は全くないと思います。
だからと言って雑に扱うのは違いますので、媚を売ったり、下手に出たりはせず、堂々と対等に商品の説明や接客をするのがベストだと考えています。
過去のお客様も神様ではない
過去に商品やサービスを購入いただいたお客様も、いつまでも神様扱いしていては、自分が疲れるだけです。
過去は過去として過ぎ去っていくもので、いつまでも優しい顔をしていると、つけあがってくるのがお客様です。
特に面倒なお客様ほど、過去のことをいつまでも言ってきて大きな態度をとります。
なので、私は商品やサービスの提供が終わった段階で神様扱いは終了するようにしています。
「お客様は神様」は一部の業界だけの話
私の中の結論としては、お客様の事を神様だと思うのは一部の業界だけです
例えば、高級ホテルや高級クラブ、高級料亭など基本的に高級と付くような場所がそれに当たります。
それらの場所は明らかに原価よりも高額な金銭を要求してきており、それには神様料金も含まれています。
なので、そのような場所では神様のように扱われて当然であり、神様扱いされなければ、しっかりとしたサービスが提供できていない事になります。
接客や営業で疲れている人へ
この記事は接客や営業においての対人関係で疲れている人へのメッセージで書きました。
私も、接客・営業での対人関係に疲れてしまい、ニートになりかけたことがあります。
特に理不尽に怒られた時は、本当に全てが嫌になりました。
そこで、思ったのがお客様=神様が本当に正しいのかということです。
全ての場面において、業者側が下手に出るのは明らかにおかしい話です。
特に、損害を出された場合は、たとえお客様であっても強い口調で反撃してもいいと私は思います。
実際は、難しいでしょうが、お客様だから丁寧に扱わなければならない、お客様だからイエスマンにならなければいけないという事はありません。
無理な事は無理といい、やめてほしい事は声に出すことが大切です。
ぜひ、この記事で一人でも多くの人が考え方を変えられる事を願っています。