生まれながらにして、この世の中は「不平等である」ことは、誰もが知る事実です。
お金持ちの家に生まれるのと、貧乏の家に生まれる人生では、教育も環境も体験も全てが異なります。
また、田舎に生まれるのと、大都会に生まれるのでも、大きな違いが生まれてくるでしょう。
そんな事もあって、せめてお金による不平等をなくしたいと考える人も大勢います。
しかし、この世から不平等をなくすと言う事は、これまでの概念を全て捨てなければなりません。
親の収入や財産による不平等をなくすためには?
まず、不平等である一番の要因とも言われる「お金問題」を解決するためには、国や県からの支援が必要です。
しかし、いくら支援をしたところで、最低限の生活は保たれるかもしれませんが、お金持ちに比べると圧倒的に差が生まれてしまいます。
それを解決するためには、一番上に合わせるか、一番下に合わせるかしかありません。
現実として、一番上に合わせる事は、予算の関係上不可能です。
なので、一番下に合わせることになります。
例えば、親の収入に関係なく義務教育中の子供に使えるお金は衣食住など全て合わせて●万円までと決めてしまうのです。
仮に1500万円とした場合は、そこから教育費はもちろん、おもちゃやゲーム、服、食費、家賃までも賄わなければなりません。
もし、中学校1年で使い切ってしまうと、残りの2年は0円で生活しなければなりません。
ただ、0円と言う事は、食事も出来ないということなので、国からの借金をして生活を続けられる選択肢を与えるのもいいでしょう。
ちなみに、この借金は親ではなく、本人が返す事が義務付ける事で、お金の不平等をなくせます。
このように、義務教育終了までに、子供に使える金額を一定額に決めると、誰もが平等な社会を作る事が出来ます。
住む場所の不平等をなくすためには?
生まれた場所により、体験も異なり、中には大変な思いをする事があるでしょう。
この住む場所の不平等をなくすためには、生まれた子供を1箇所に集める必要があります。
とは言っても、親と一緒に暮らすと、かなり膨大な土地が必要になるため、完全に不平等をなくす事は不可能です。
なので、生まれた瞬間、親元を離れ、施設で暮らす事で、できる限り同じ年齢の人を1箇所に集める事が出来ます。
ただ、1年で生まれる人の数は100万人近くいるので、多少の誤差はどうしても出てしまいますが、世田谷区に70万人の人口がいることを考えると、誤差はほとんど出ないと言うのが正しいかと思います。
結論:平等は無理
お金と住む場所を平等にするだけでも、かなりの改革が必要です。
親子の概念、資本主義の概念を壊し、社会主義国家よりも酷い状況になるということです。
確かに、平等というと言葉は綺麗かもしれません。
しかし、実際に考えてみると、人間的な考えを全て捨てなければなりません。
本当にこの平等は、目指すべきものなのでしょうか。
平等な社会を目指す人は、本当にここまで考えて言っているのでしょうか。
ぜひ、平等な社会を目指している人は、この部分を解決していただければと思います、