皆さんは1分間にいくら稼いでいますか?
多くの人は時給に換算すると2000円未満で、仮に時給2000円としても1分で33円しか稼いでいません。
実際には時給1000円程度の人も多く、その場合はたったの16円程度です。
そう考えると、逃走中の1秒200円がどれほど凄まじい金額なのかと思ってしまいます。
しかし、個人レベルでは、その程度ですが企業レベルになると話が変わってきます。
そこで、今回は有名企業が1分間で稼ぎ出す売上を計算してみました。
株式会社やおきん
株式会社やおきんは、うまい棒やキャベツ太郎など駄菓子の販売を行なっている企業です。
年商が158億ということですので、1分間で稼ぐ金額は3万0060円になります。
うまい棒が1個10円なので1分間に3000本以上売っている計算になります。
もちろん、うまい棒以外の商品も多数あるので、仮の話ですが、それでも駄菓子だけで3万円も稼ぐのはさすがとしか言いようがありません。
株式会社ミクシィ
株式会社ミクシィはご存知の通り、モンストやmixiなどスマホアプリやWEBサービスを提供する企業です。
年商が連結で約2071億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は39万4025円になります。
基本的には課金ビジネスで成り立っている企業なので、1分で40万近くの課金が行われている事になります。
モンストのピーク時はもっと利益を出していたようで、熱狂的なファンは本当に課金を惜しむ事なく投じていたのだと思います。
タイムズ(パーク24)
パーク24株式会社は、駐車場のタイムズを運営する企業です。
年商が連結で約2329億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は44万3112円になります。
基本的には機械による無人駐車場なので今後も少人数でサービス拡大をさせやすいビジネスになります。
また、近年はカーシェアリングにも力を入れており、車離れが進む中でも利益の上げやすい構造を目指していると思われます。
東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド)
株式会社オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートを中心としたテーマパーク、商業施設などを運営する企業です。
年商が連結で約4777億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は90万8866円になります。
近年ではUSJの活躍が目立ち、若干勢いを感じなくなりましたが、それでも世界最高レベルのサービスを提供する会社として定評があります。
ディズニーの持つブランド力とオリエンタルランドの持つ接客力がしっかりと組み合わされば、今後は勢いを巻き返せると思います。
楽天株式会社
楽天株式会社は、ネット通販をはじめ、金融や旅行、スポーツなど総合的なネットサービスを行なっている企業です。
年商が連結で約7819億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は148万7633円になります。
様々な分野の事業を行なっているので、その合計金額ではありますが、ECサイトだけでも相当の金額が1分で動いているのだろうと想像できます。
携帯事業への新規参入が決まっており、そちらが稼働するとさらに売上を増やしていくと思われます。
JR東日本(東日本旅客鉄道)
東日本旅客鉄道株式会社は、日本はもちろん、世界でも最大級の鉄道会社です。
年商が連結で約2兆8808億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は548万0974円になります。
1日の輸送人数は述べ3000万人を超えており、これは日本人口の約25%にあたります。
在来線を多く抱える分、利益ではJR東海に負けてしまっていますが、不動産業も好調で今後も利益を伸ばすのだろうと思います。
ソニー株式会社
ソニー株式会社は、言わずと知れた日本を代表する家電メーカーで、ゲーム事業、エンタメ事業、金融事業でも大きな成功を収めています。
年商が連結で約7兆6032億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は1446万5753円になります。
近年では勢いが落ちたと言われていますが、それでも1分間に1千400万円以上を稼ぐ実力はさすが、トップメーカーです。
ただ、明らかに売上も利益も落ちている事は確かですので、今後に期待したいです。
トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社は、日本の自動車シェア4割を握り、ダイハツや日野自動車を傘下にする世界でも有数の自動車メーカーです。
もちろん、日本では常にトップ企業で売上、時価総額、利益など複数の指標で日本一を記録しています。
年商が連結で約27兆5971億円という事ですので、1分間で稼ぐ金額は5250万5889円になります。
たった、1分間で5千万を超えるお金を稼いでしまうトヨタは、おそらく当面は日本一を守り抜くでしょう。
というのも2位の本田技研工業とは2倍近くの差が開いており、追いつける見込みのある企業も現段階では存在しません。
また、デンソーやアイシンなどトヨタグループにも関わらず、この連結に入っていない売上も多数あり、それらを合わせると、さらにすごい金額になります。
なので、トヨタを抜く企業が現れるには、少なくとも自動車産業が完全衰退するまでありえないと思われます。