様々な要因により大暴落中のトルコ通貨「リラ」。
為替投資をしていない人にとっては興味のない話でしょうが、投資家にとっては見過ごせない問題です。
特にお盆期間中と言う事もあり、何も出来ないまま強制ロスカットされたり、含み損を大量に抱えたりと地獄を見た人も多いでしょう。
それとは逆に、リラを売っていた人は爆益を得た事だと思います。
そこで、今回は世間を騒がせ中のトルコリラがこの先どうなるのかを予想してみました。
15円台が底値だと思う
週明けの13日より絶賛下落中のトルコリラですが、どれだけ悪材料が出ても、14円台に突入する様子はありません。
そのことから、15円台が底だと私は考えています。
もちろん、一時的に14円台、13円台に突入する事は十分に考えられます。
特に、スプレッドの広い業者では、すでに14円台、13円台を記録している場合もあります。
しかし、それらは一時的な現象だと予想しています。
ファンドによる操作の可能性が高い
今回、トルコリラが大きく暴落した要因としては、ファンドが大きな売りを仕掛けた事にあると考えられます。
つまり、売りを仕掛けたという事は、次に大きな買いがあるという事です。
仕組みを説明すると、こんな感じです。
[aside type=”normal”]一連の流れ①ファンドが大きな売りを入れて暴落させる
②リラを買っていた投資家を強制ロスカットさせてさらに大暴落させる
③大暴落したところでファンドが買い戻す
[/aside]現時点ではファンドの大きな買い戻しはないと判断していますが、少しずつ買い戻されていることは間違いないと思います。
世間が騒ぐと勢いが止まる
ココが底だと思う一番の理由は世間が騒ぎすぎていることです。
投資に興味のない人にまで、トルコリラの歴史的暴落が耳に入っており、注目されていることは間違いありません。
このように、投資関係の情報が世間にも注目されることは度々あり、直近でいうと2018年前半のドル円大暴落が記憶に新しいと思います。
今年の1月から4月頃にかけて、ドル円が一時104円台まで暴落しました。
世間の声としても「100円を割る」や「80円台もあり得る」など言われていましたが、予想は外れ暴落が嘘だったかのうように戻しました。
ビットコインも同じで200万円を超え、300万円や500万円もあり得ると言われていましたが、実現する事はなく暴落が始まりました。
その暴落の時も一時は無価値になると言われていましたが、結局70万円台~100万円台をキープしています。
このように、世間が騒ぐと暴落や急騰が止まるというのは、あながち間違いではないと言えます。
以上の事からトルコリラは、ココが底だと予想しています。
私はトルコリラを取引できる業者の口座を開設していないので取引出来ませんが、もし開設していればギャンブル感覚で全力買いを試すと思います。
もちろん、紙切れになる可能性もゼロではありませんが、それも極めて低いでしょう。
ただ、FX取引をしてしまうと、証拠金を維持するために多額の資金が必要なので、見返りは少ないですが現物取引をお勧めします。
または、FX取引をするにして、レバレッジを最小限にしておけば、大きな下落にも耐える事ができ、いずれは勝てるタイミングがやってくるはずです。
もし、ギャンブルを楽しみたいという人は、ぜひトルコリラの全力買いをお勧めします。
なお、投資は自己責任尚且つ、余力資金でお楽しみください。