物を買う時は労働時間を考えてから購入すると節約になる?

最近、無駄遣いが増えて中々貯金が出来ないとお悩みではありませんか。

給料は一定だと分かっているのに、毎月のように計画性がなく給料日前に大ピンチなんて人も多い事でしょう。

そんな生活から脱出するためには、消費を控えるしか方法がありません。

そう、必ず買っているであろう無駄な買い物を止めればいいのです。

それが出来れば、必然的にお金は貯まっていきます。

と言っても、そんな簡単に無駄遣いが治るはずがありません。

そこで、今回は無駄遣いをしずらくする「労働時間=お金」のお話をしたいと思います。

 

1分でいくら稼いでいるの?

あなたは1分間にいくら稼いでいるか把握していますか?

時給制の人は、時給÷60分で1分間に稼ぐ金額が出てきます。

例えば、時給1200円であれば1分間で20円稼ぐ事になります。

月給制の人は、月給÷勤務日数÷1日の労働時間÷60分で金額が出ます。

例えば、月給20万円÷勤務日数20日÷1日8時間÷60分で約20.8円になります。

これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれでしょう。

私はかなり安いと感じてしまいました。

1分も頑張ったにも関わらず、うまい棒2本しか手に入らないのは悲しすぎます。

しかし、これが現実だと言う事を受け止めなければなりません。

ぜひ、皆さんも自分の給料で計算してみて下さい。

 

1万円の服を買うために8時間以上の労働が必要

もし、あなたが洋服を買おうとした時、レジで「1万円になります」といわれるのと、「今から8時間20分の労働になります」と言われるのでは、どちらが高額に感じますか?

時給1200円の人からすると、どちらも同じことを言われているのですが、後者の方が高く感じるはずです。

そう、人間は既に過ぎてしまった苦痛はどうでもよく、これからやってくる苦痛は、より苦痛に感じるのです。

つまり、お金と言うのは、既に過ぎてしまった苦痛です。

1万円を手に入れる為に8時間20分も働いたにも関わらず、その事を忘れてしまっているのです。

逆に、これから8時間20分も働かなければならないと思うと、服を諦める人も増える事でしょう。

この心理を使えば、無駄遣いが急激に減ります。

 

安い買い物も全く同じ

この心理を使えるのは、高額な買い物だけではありません。

例えば、500円の生ビールを注文するために必要な労働時間は25分です。

最初の乾杯のために25分もの労働が必要だと思うと、かなり高い買い物だと感じていただけるはずです。

きっと、これまで25分を一気飲みしていた自分に後悔する人も多い事でしょう。

こう考えると、居酒屋で飲む生ビールも大切に飲まなければならないと思うはずです。

 

「お金=労働時間」をしっかり理解する

人がお金を手に入れる方法の一つに労働があります。

大半の人は、この労働でしかお金を稼ぐ事は出来ません。

そして、その労働には多くの時間を必要とします。

言ってしまえば、命を犠牲にしてお金を得ているのです。

そう、お金を使うと言う事は、命を差し出しているのと同じです。

食べ物や飲み物であれば、命を伸ばす効果もあるので、命を差し出す価値があるでしょう。

しかし、贅沢品に関しては、本当にその価値があるのかをしっかり考えなければなりません。

それによって命が短くなって後悔しないのか、命と引き換えにしても手に入れる必要がある物なのか。

少し話が重たくなってきましたが、無駄遣いをなくすためには、これぐらい考えなければならないと言う事です。

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