貯金をしたいと思ってもなかなか出来ない人っていますよね。
そういう方は貯金に対する意識をとり違えている場合が多いです。
よくあるのが「収入-消費=貯金」というもの。
パっと見ると普通に感じるでしょうが、実はコレ大失敗なんです。
入ってきたお金を好きなように使い、残ったお金を貯金・・という方法で貯金が出来るなら小学生でも出来ますよね。
正解は「収入-貯金=支出」なんですよね。
まず収入から貯金分を天引きし、残った金額でいかにやり繰りするかを考える。
これが貯金をする上で重要な考え方です。
とはいえ、それが出来るなら苦労しない・・という方もいますよね。
そこで貯金にするにあたってお勧めの節約方法を3つご紹介していきますね。
電力・ガス会社を変更する
まず最初に取り組んで欲しいのが、光熱費の節約です。
光熱費とは電気代・ガス代・水道代の事です。
どれも生活に必要なものですし、大幅カットは難しいですよね。
そこでお勧めなのが、電力・ガス会社の変更です。
ほとんどのご家庭に電気とガスは供給されていると思います(ガスはオール電化にしているご家庭もあるでしょうけど)。
そして昔から利用している電力・ガス会社をそのまま使っていたりしませんか?
実はそれ、勿体ないんです。
電力自由化は2016年4月1日から、ガス自由化は2017年4月1日からスタートしました。
それに伴い、新たな電力会社・ガス会社が設立されています。
でも今まで不自由なく電気・ガスを使えているし、そのままでいいか~と放置している方がほとんど。
しかし電力会社を切り替えると、安くなる場合が多いんですよね。
というか余程特殊な使い方をしていない限り、ほぼ安くなります。
すでに既存電力会社を使っているし、切り替えるのは手間。
それに既存電力会社は今まで不自由なく利用出来たという実績まであります。
なのにわざわざ新電力会社へ乗り換えなんて手間、したくないですよね?
新電力会社もバカではありません。
各ご家庭がこのように考えている事ぐらいわかっています。
そこで新電力会社は切り替えた方がお得になるよう、電気料金を安く設定しているのです。
特に電気+ガス等、一つの会社で複数のサービスを利用するとその割引率も大きくなります。
大体5%ぐらいですけど、これ意外にも大きいんですよね。
仮に月々の電気代が1万円だとするなら、年間で12万円です。
その5%は6000円となり、10年なら6万円。
乗り換え手続きをするだけで、こんなに節約出来るという事です。
まだ既存の電気・ガス会社と契約している方は、早急に変更する事をお勧めします。
チラシアプリを利用する
インターネットが浸透し、今ではペーパーレスも普及してきました。
それに伴い新聞契約数は激減し、新聞をとっていない、ネット閲覧サービスに変更したという方も多いのではないでしょうか。
となると不便になったのが折込チラシです。
新聞と一緒に投函されるものなので、新聞をとっていないご家庭は配布されません。
チラシには割引商品が記載されているので、この情報を遺失するのはもったいない話です。
そこでアプリでチラシを確認しようというわけです。
地域にもよりますが、Shufoo・トクバイ等のアプリで近隣店舗やお気に入り登録した店舗のチラシを確認出来るので是非利用してください。
出来れば買い物へ行く前にチェックし、目ぼしい割引商品をメモしていくのをお勧めします。
家を出る前はアレが欲しい!コレがお得だ!と思っていても、いざ店舗に着くと頭から抜けているなんて事が多いですからね。
そしてお得な商品を買い忘れたり、余分に買い物をしてしまったりとお店の術中にハマってしまう・・のが典型的なダメダメケース。
これを避ける為にもチラシアプリを利用し、購入商品をメモしてから買い物へ出掛けましょう。
携帯電話は2年毎に乗り換え
携帯電話会社はずっと今まで〇〇だったし~とずっと同じ会社を利用していませんか?
これは凄く損なのでやめましょう。
昔から利用してるんだから、優遇されているんじゃないの?なんて感じてる人も多いと思います。
でもそれは全くの逆。
携帯電話会社は新規取り込みに躍起になっており、色々と優遇措置をとっています。
スマホを購入するにしても、機種変更なら割り引きは一切なし。
逆に新規やMNP(他社からの乗り換え)なら2万円引き等は当たり前。
結構な差を感じますけど、昔はもっと差があったんです(新規やMNPなら端末代無料等)。
新規契約者獲得の為に携帯電話会社は無理をしています。
で、そのしわ寄せが何処へ行くのというと携帯電話会社やその社員ではありません。
契約者へ行ってるのです。
キツイ言葉で表現するなら”昔から契約している=無駄に高いお金を払っているカモ”というわけですね。
ですのでカモから脱出してやりましょう!
現在キャリア会社を利用しているなら、格安SIM会社への乗り換えましょう。
これだけで月額携帯料金は半額近くになると思います。
そして格安SIM会社も2年毎に乗り換えていきます。
上手くキャンペーンを利用すれば、最新ミドルスペック端末を格安でゲット出来ますから。
最近のスマホは本体価格3万円台(MNPで約1万円になったり)でも、カメラ画素数4800万だったり、Antutuベンチマーク27万だったりと高性能。
2年前のハイエンドスマホに近いスペックなので、ゲームアプリ等を利用していても不満に感じる事はないでしょう。
具体的な金額で説明していきますと、キャリアなら端末月賦代込みで月額1万円近く支払っている方が多いです。
まあ20年前なら携帯電話料金1万円って安い部類だったので、中高年の方なら違和感なく利用している方も多かったりします。
しかし格安SIMなら本体代込みで3千円台、即ちキャリアとは月額6千円以上の差額が発生します。
年間でなら7万2千円となり、10年なら72万円。
ちょっとした工夫で節約出来ますし、節約分を貯金に回せば結構な金額貯まります。
毎月では微々たるものでも、年単位で考えればバカに出来ませんよね。
今回ご紹介した3つの方法はそれ程難しい事ではありませんし、参考にしてみてくださいね。