誰もがもっと給料を上げて欲しいと願っているはずです。
しかし、残念ながら今のままでは給料が増える事はありません。
もう少し正確に言うと、今のままでは自分の手元に残る給料が増える事はありません。
これらを理解するためには、給料の仕組みから理解していただく必要があります。
給料の仕組みとは?
給料は何を基準に決められているかご存知ですか?
給料とは、業務をするために必要な経費の支給です。
「ん?」と言う人も多いと思いますのでもう少し詳しく説明していきます。
業務をするために必要な物ってどんなものがありますか?
パソコンとか、机とか、電話とか、会社が用意してくれるものとは別にスーツやカバンなんかが必要ですよね。
もっと言うと、休憩するための家や食べ物、光熱費、娯楽なども業務に必要な経費と言えます。
つまり、給料とは生活していくために必要な出費の合計だと言えるのです。
なので、いくら頑張ってもサラリーマンの場合は給料が増えない構造になっているのです。
年齢が高くなると給料が増えるのはなぜ?
年齢が高くなると給料が増えていきますよね。
これにもしっかり理由があります。
それは、結婚をして子供を育てることが一般的だからです。
結婚をすることで、生活の出費が増えます。
だから、結婚をするであろう30歳前後になると給料がかなり上がってくるのです。
そして、子供が成長していくにつれて、養育費が高くなります。
40代・50代の働かないおじさん達の給料が高い理由は養育費を会社が払っているからなのです。
なぜ、会社は結婚を推奨するのか?
年齢に応じて給料が高くなると言う事は会社が結婚を推奨していると言う事です。
どうして、人件費が増える原因でもある結婚を推奨するのでしょうか。
これにもしっかりとした理由があります。
一つ目は結婚をする事で会社から離れにくくする目的です。
当たり前ですが、結婚をすると中々転職には勇気がいりますよね。
会社としては同じ人に出来るだけ長く働いて欲しいので結婚をしてもらい、定着率を上げる作戦なのです。
そして、二つ目が結婚をする事で社員のやる気をアップさせる目的です。
やはり、家族のために頑張ろうと思うのは誰もが思う事です。
なので、結婚した瞬間は従業員のパフォーマンスが上がると言うデータもあります。
他にも、男性の場合は家事をする必要がなくなるケースがほとんど、仕事に集中しやすい環境になると言う事もあります。
ただ、こちらに関しては近年は効果が薄れてきているので結婚を推奨しない企業も増えてきています。
もちろん、明確に推奨しないなんて事は言っていませんが給料が高くならない会社は結婚を推奨していないと言えます。
職種によって給料が違うのはなぜ?
同じサラリーマンなのに職種によって給料が違うのにも理由があります。
例えば、介護職と商社マンでは新卒の年収を見ても300万円以上は違います。
どうして、このような差が出てくるのかと言うとストレス度合いが異なるからです。
ストレスが大きいと言う事はそれだけ娯楽にお金がかかります。
そうしないと、業務ができなくなってしまいますからね。
このように、ストレス度合いによって給料が決定されているのが現実です。
もちろん、介護職にも大きなストレスがあるのは理解しています。
しかし、商社マンは数億円の損失を出してしまうかもしれないと言うストレスと毎日戦っています。
あくまでも、一般的に見てと言う事なのでご了承ください。
個人的にはストレス度合いの測り直しが必要だと思っています。
稼ぎたいなら完全歩合制へ
給料の仕組みを理解いただけましたでしょうか。
これらの理由によってサラリーマンは稼げない仕組みになっています。
「でも、営業はインセンティブで稼げる」と言う反論が出そうですが、これもストレス度合いが大きくなっているからに過ぎません。
なので、本当に稼ぎたいのであれば完全歩合制の仕事をするしかありません。
一番手っ取り早いのが、自分で事業をする事です。
他にも、もう少しハードルの低い業務委託契約がありますが、これもサラリーマンとほぼ同じなので起業が一番です。
もちろん、起業にはリスクがありますし、サラリーマンのように生活を保証してくれるものではありません。
しかし、稼ぎたいなら起業しかありません。
もし、怖いのであれば週末起業という方法もあります。
リスクを最小限にして、上手く行けばサラリーマンを辞めればいいだけです。
稼ぎたいのであれば、ぜひ今日から実践してみてください。