どんなに優秀な人にでも一度くらいは経験のある二度寝。
意識的に二度寝する場合や、無意識のうちに寝てしまい焦ってしまうこともあるでしょう。
私は、今まで意識的に早めに起きて二度寝の快感を味わっていました。
しかし、それを始めてからというもの日中に睡魔が襲ってくるようになり、仕事中や運転中であっても強烈な眠気を感じるようになりました。
実は、二度寝には睡眠リズムを狂わせる作用があり、習慣化してしまうと、このようなことがあるようです。
どうして二度寝で日中に睡魔が?
日中に睡魔が襲ってくる原因として考えられることは、睡眠不足になりやすいということです。
「えっ? 睡眠時間が増えているのに?」と思った方もいるでしょう。
適正な睡眠時間とは人によって異なることはご存知だと思います。
では、どうやってその適性時間が決まるのでしょうか。
例えば、24時に毎日寝て、6時に起きる生活を毎日送っていたとします。
その場合の適性睡眠時間は、6時間ということになります。
次に、24時に毎日寝て、起きる時間は気分や休日によって異なる生活を送っていたとします。
その場合は基本的に、一番長い睡眠時間が適性時間となるのです。
これで、わかった通り、毎日のように二度寝を楽しんでいるのであれば問題なのですが、気分によって二度寝を楽しんでいる場合は睡眠不足になりやすい生活を送っているということになります。
これが、二度寝が悪いことだと言われている理由です。
二度目を簡単にやめる方法
二度寝を簡単にやめる方法は、たった一つです。
それは、「睡眠をリズム化すること」
毎日、同じ時間に寝て起きる生活をしていれば、二度寝をしたいと思うほど、起きた瞬間に眠気を感じることはありません。
特に気をつけていただきたいのが休日です。
休日は誰もが少しでも多く寝たいと思うと思います。
しかし、休日に多く寝るということは平日が睡眠不足になりやすいということです。
休日前は、遅くまで起きていたいという気持ちもわかりますが、平日どおり過ごすようにしましょう。
物理的に二度寝をやめる方法
いくら、睡眠リズムを整えても朝は眠いと感じることもあるでしょう。
そういった場合は、物理的にベッドや布団から出れる方法があります。
その方法とは、ベッドの近くに目覚まし時計を起き、アラームをセットしたスマートフォンを離れた場所に置くことです。
スマホをあえて遠ざける事で、ベッドの中でスマホを触れなくできます。
これにより、無意識的な二度寝を予防できるはずです。
また、スマホの触りたさにベッドや布団から起き上がる行動をとると思います。
そうすれば、自然と目も覚めますので、かなり有効的な手段かと思います。
それでも寝てしまう場合は?
どんな手段を使っても二度寝をやめられない場合はあります。
それであれば、初めから二度寝も含めて睡眠時間(リズム)にすればいいのです。
二度寝自体が良くない事だという専門家もいますが、それ以上にリズムを狂わす事のほうが悪いと言われています。
平日も休日も30分程度までの二度寝時間を設ければ、二度寝の幸せも味わえ、睡眠リズムも整います。
ただ、二度寝以上はお勧めできません。
理由はどんなに管理をしても必ずリズムが崩れ、浅い睡眠を繰り返す事は、体力を消耗する事にもつながるからです。
複数回寝る事を楽しみとしている方は、辛いと思いますが、早急にやめる事をお勧めします。
いずれにせよ、二度寝はしないに越した事はありません。
ぜひ、睡眠リズムを整えて、眠気から解放された日常を送ってみてはいかがでしょうか。