皆さんはイジメの加害者や被害者になった事はありますでしょうか。
私は、どちらの立場になった事があります。
もう少し正確に言うと、加害者の立場の方は社会人になってからあれはイジメだったのではと思い返している状態です。
よく、加害者側には実感がないと言われていますが、少なくとも私の場合は本当でした。
全く実感がなく、ただ遊んでいるだけの感覚でした。
そこで、今回はイジメの被害者に会いやすい子の特徴をまとめてみました。
過剰に自虐する子
人間関係の構築に置いて自虐ネタというのは大きな武器になります。
なぜかというと、自虐ネタによって人を引き寄せることが出来るからです。
例えば、自分が常に一番だと思っているプライドの高い人と、自分の短所を恥ずかしげもなく話している人ではどちらの方が友達になりたいですか?
私なら間違いなく後者です。
しかし、足が短い事や頭が悪い事、ブサイクな事等を自分で発言する事によって相手からしてみれば、本人も公認しているイジってもOKな部分なんだと勘違いされてしまいます。
それに対して耐えられるほどのメンタルを持った方ならいいのですが、大抵の方は「自分で言うのはOKでも相手から言われるのはNG」ではないでしょうか。
ですので、必要以上に自虐ネタを言ってしまい、自らイジメられる原因を作らない事が大切です。
テンションのONとOFFが激しい子
人間はテンションが高い時もあれば、低い時もあります。
それは、仕方のない事なのですが落差が激しすぎる場合はイジメられる原因になります。
理由は簡単で、付き合いの悪い人間と思われてしまうからです。
例えば、午前中は楽しく会話をしていたのに、午後からはあからさまにテンションが下がっている人と仲良くしたいですか?
私なら取り扱い方が分からず、少し距離を置くと思います。
私からすれば、あくまでも距離を置いただけのつもりなのですが、相手からすれば仲間外れというイジメに捉えられてしまいます。
ですので、人間関係において一定のテンションを保つと言う事は大切な事だと覚えておいてください。
広く浅い関係づくりをしている子
これは、一見友達が多いように見られるのですが、本当に友達をなくす原因になります。
というのも、学校には必ずいくつもの仲良しグループがあります。(部活動などは別)
大抵の人はその中の、1つ~3つぐらいに入ると思うのですが、私の場合は10個ぐらいに入っていました。
もちろん、メインを決めていたつもりではあるのですが、同じ昼休みでも今日はこっちで、昨日はあっち、明日は・・・と同じシチュエーションにも関わらず日によって一緒にいるグループが異なりました。
たまにであればいいのですが、ずっと行ったり来たりを繰り返しているうちに、本当に自分の居場所がなくなってしまいました。
これをイジメと感じるかは人それぞれですが、私の場合は本当に耐えられませんでした。
様々な人と仲良くすることは大切ですが、学校という場面においては特定の人と仲良くする方がイジメのリスクを抑えられます。
該当する場合は改善を
上記の3つの内、どれかに該当する場合は、今はイジメられていなくても早急に改善することをお勧めします。
というのも、私が経験した中では、イジメられている子は上記のどれかに当てはまっています。
その他にも、空気が読めない・気が弱いなどもイジメられる原因と言われていますが、そういった類のイジメは高確率で教師が見つけてくれます。
本当に悪質なイジメは、周りが気が付かず、加害者すらも気が付かないイジメです。
こういったイジメで苦しんでいる子はきっと多いはずです。
ただ、こういったイジメはあなた次第でスグに改善が出来ます。
そのヒントとして、上記の事柄に思い当たる節のある方はすぐに自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。