安楽死という死に方にどう思う?

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皆さんは安楽死についてどう考えていますか。

安楽死とは、末期患者などに対して苦痛を与えず死に至らす医療処置の事を指し、日本ではそれを認める法律は存在しません。

法律が存在しないという事は禁止されているわけでもなく、許可されているわけでもないグレーゾーンの医療行為なのです。

一般的には薬の投与により死に至らせる行為を想像しますが、延命治療の中止も一種の安楽死とされております。

そこで、今回はそれらも含めて安楽死という制度に賛成か反対かをアンケートで調査してみました。

 

アンケート結果

回答者の情報

回答者数○100名

回答者男女比○45名:55名

回答者年代○10代:2名、20代:17名、30代:41名、40代:26名、50代11名、60代:3名

アンケート実施日○2017年1月

 

安楽死には種類がある

安楽死には大きく分けて2つの種類があるとされています。

①積極的安楽死・・・本人・家族の意思に基づいて毒物などの投与を行い死に至す行為

②消極的安楽死・・・家族などが延命治療を希望せず結果として死に至らす行為

現在の日本では消極的安楽死は一般的に行われています。

 

積極的安楽死は犯罪行為なのか

積極的安楽死は一般的に殺人罪または自殺のほう助罪として罰せられる可能性があります。

しかし、過去には明確な理由がある場合は罪に問われないという判決がありますが、それが適用され無罪となった判例はありません。

この先、日本において安楽死が許されると殺人罪の抜け道として使う人も出てくるでしょう。

その判断をどのように行なっていくかなど課題は多く、法整備には時間がかかると見込まれます。

 

尊厳死って何?

安楽死とセットで覚えておきたいのが尊厳死です。

全く同じと言われる事も多いですが両者には明確な違いがあります。

安楽死・・・精神・身体的苦痛からの解放が目的

尊厳死・・・過剰な医療行為を行わず、人間の尊厳をもって自然な死を迎える事が目的

医療が発達しすぎた現代では延命をしようと思えば、いくらでも出来てしまう可能性があります。

しかし、それは人間の本来あるべき姿ではなく科学の力によって生きているというより、生かされているという状態です。

それでも生きている方がいいと思う人もいれば、反対意見の人もいます。

基本的には消極的安楽死と同様に延命処置の中止が行われますが、私の解釈としては本人の意思があるかどうかで呼び方が変わるのではと考えています。

 

回答者の意見

賛成派

20代男性:本人が希望している場合であれば意思を尊重するべき

30代男性:その状況にもよるが、病気などの看護で家族にそれ以上の苦労をかけることになるのであれば選択としてありだと思う

30代女性:自分が動けなくなって周りに迷惑かけたくないし、動けない自分も惨めなので苦しまないで死んでいきたい

40代男性:強い痛みが伴う病気で、生存確率が極めて低い場合は、本人の意思によってはありだと思います

40代女性:自分で意志主張ができるうちに人生を終わりたいので

60代男性:回復の見込みがないのに苦痛に耐えて生きる意味はない

 

反対派

20代女性:まだ生きられるのに安らかとはいえ死んでしまうのはもったいない、生きたくても生きられない命もあるのに

20代女性:自分が大切な人がそうなったら辛いと思うので

30代男性:生まれてきた以上自分から死を選択することはしたくないと思う。辛い事や嬉しい事すべてを受け入れて出来る限り生き続けることを選択したい

30代女性:痛みや苦しみを取ってもらいたいとは思うが、死なせてほしいというのは違う気がするので

30代女性:どんなことがあっても、一度生を受けた命は尽きるまで全うしないといけないと思うから

40代男性:人は天寿を全うするまで生きるべきだと思うから

 

最後に

安楽死については認めている国もあります。

だからといって、日本でも早急に法整備を行う必要があるかというとそういう事もないと思います。

例えば、本人は安楽死を求め家族は反対という状況が生まれたとします。

そういう場合は、どちらの意見を尊重するかなど議論は難しく、最悪の場合は法整備を行った事により不幸になる事例も出てくるでしょう。

それであれば、今のまま曖昧な状況を保ち臨機応変に対応していくという事もアリかと思います。

難しい問題ではありますが、この機会に安楽死について少しでも知っていただけますと幸いです。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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