東海道新幹線をお得に乗る方法まとめ

日本で一番利用されている新幹線と言えば、皆さんがご存知の通り「東海道新幹線」です。

1日の乗車人数は40万人を超すと言われており、年間の収益は1兆円を超えるそうです。

これは、JR東海の9割近くの収益を東海道新幹線だけで稼ぎ出している事になります。

そこで、今回はそんな東海道新幹線を少しでもお得に乗車する方法をまとめてみました。

 

通常切符の値段

まずは、みどりの窓口や券売機などで買った時の値段を見ていきましょう。

 

東京〜新大阪間(のぞみ大人料金)

普通自由席:13620円(乗車料金8750円+自由席料金4870円)

普通指定席:14450円(乗車料金8750円+指定席料金5700円)

グリーン席:19230円(乗車料金8750円+グリーン料金10480円)

 

東京〜名古屋間(のぞみ大人料金)

普通自由席:10360円(乗車料金6260円+自由席料金4100円)

普通指定席:11090円(乗車料金6260円+指定席料金4830円)

グリーン席:14680円(乗車料金6260円+グリーン料金8420円)

 

私自身は東京〜新大阪間を年間5往復以上するのですが、改めて見てると高いなと感じました。

特にグリーン車はバカみたいに高くお金に余裕のあった頃はずっと、グリーン車だった自分に後悔しています。

 

新幹線回数券

お得に乗る方法の一つとして回数券があります。

回数券自体は、在来線でも発売されており、若干割安になるので購入経験のある人が多いのではないでしょうか。

また、金券ショップで売られているものは大抵が回数券切符なので間接的に購入した事のある人も多いでしょう。

 

東京〜新大阪間(全列車共通大人料金)

普通指定席:13690円(6枚セット:82140円)

グリーン席:18929円(6枚セット:113520円)

 

東京〜名古屋間(全列車共通大人料金)

普通指定席:10360円(6枚セット:62160円)

グリーン席:14470円(6枚セット:86820円)

 

大幅な割引とまでは言いませんが、少しでも安く乗れる方法の一つと言えるでしょう。

しかし、デメリットが多く

①6枚セットでしか販売していない

②大型連休など利用できない時期がある

③使用期限が3ヶ月と短い

その他にも色々な制約があり、実に使いにくいのが回数券です。

本当にこの切符を買う人がいるのかと思うレベルです。

個人的にはこの条件で使い切る自信がないので選択肢にすら入りません。

ただ、在来線同様に金券ショップなどでは回数券が売られているケースも多く、そういった所で間接的に利用するのは選択肢としてアリかなと思います。

詳しいルールはJR東海のホームページをご覧ください。

 

ぷらっとこだま

東海道新幹線を利用している人であれば、一度は聞いたことあるのではないでしょうか。

JR東海ツアーズの発売する「ぷらっとこだま」は本当に安く移動ができる事で注目を集めている旅行プランです。

 

東京〜新大阪間(大人料金)

普通指定席:10300円

グリーン席:11800円

 

東京〜名古屋間(大人料金)

普通指定席:8100円

グリーン席:9100円

 

先ほどの回数券の料金と比べようのないくらいに安くなった事がお分かりいただけると思います。

しかも、このプランの嬉しいところはワンドリンクが無料で付いてくるという事です。

ただ、デメリットもあり

①当日予約ができない

②旅行プランのため通常の切符と異なる制約が多数

③キャンセル・変更ができない

④みどりの窓口・券売機で購入ができない(JR東海ツアーズ店舗・HP、一部の提携代理店)

当日予約ができないのは、このプラン最大のデメリットと言えるでしょう。

ただ、新幹線に乗ることは事前に分かると思いますので、絶対にキャンセルや予約変更がないという方にはお勧めです。

 

エクスプレス予約

JR東海、西日本が提供する会員制予約サービスです。

このサービスを利用するには、JR東海または、西日本、東日本の発行するカードが必要で、カード年会費1000円が発生します。

しかし、その1000円を払ってもで作っておいた方がいい理由は料金を見ていただくとわかります。

 

東京〜新大阪間(のぞみ大人料金)

EX-IC普通指定席(自由席も同額):13370円(発車前まで予約・変更可能)

EX-ICグリーン席:18140円(発車前まで予約・変更可能)

IC早特タイプ21普通席(一部列車のみ):11000円(21日前まで予約・変更可能)

IC早特普通席(一部列車のみ):12340円(3日前まで予約・変更可能)

IC早特グリーン席(一部列車のみ):14400円(3日前まで予約・変更可能)

こだま☆楽旅IC早特グリーン車;11200円(3日前まで予約・変更可能)

 

東京〜名古屋間(のぞみ大人料金)

EX-IC普通指定席(自由席も同額):10110円(発車前まで予約・変更可能)

EX-ICグリーン席:13700円(発車前まで予約・変更可能)

IC早特タイプ21普通席(一部列車のみ):8800円(21日前まで予約・変更可能)

IC早特普通席(一部列車のみ):9770円(3日前まで予約・変更可能)

IC早特グリーン席(一部列車のみ):11830円(3日前まで予約・変更可能)

こだま☆楽旅IC早特グリーン車;9000円(3日前まで予約・変更可能)

 

さすがに、「ぷらっとこだま」には勝てませんが、制約が少なく、自由度が高い切符としてこれほど安い物は他にありません。

年会費がネックですが、年に1回以上往復で利用する方であれば、絶対に作っておいた方がいいカードです。

また、ネットで予約ができ、チケットもICカードで入場するため受け取りの必要もなく、かなり便利になります。

グリーンポイントプラグラムというサービスもあり、ポイントを貯めると普通料金でグリーン車にアップグレードでき、出張の多いサラリーマンには大変好評のようです。

山陽新幹線区間まで直通で利用する方にはさらにお得になるプログラムも用意されておりますので、ぜひチェックして見てください。

EX予約:https://expy.jp/login/

 

ホテル+新幹線の旅行プラン

エクスプレス予約よりも安く移動する方法として旅行会社の発売するプランを購入するという手があります。

ただ、旅行プランは新幹線の料金でホテルも付いてくる価格帯が多くなっており、ホテルを必要としない方にとってはあまりお得感は少ないかと思います。

また、ぷらっとこだま同様に通常の切符と異なる制約があり、使いにくいのが現状です。

本当に旅行で新幹線を使う時などは、旅行プランを買う選択肢もアリかと思います。

 

一番お得はエクスプレス予約

学生の場合は学割が一番お得かもしれませんが、そうでない方はエクスプレス予約が一番お得と言っていいでしょう。

1年間で1往復以上の利用がある方であれば、作っておいて間違いありません。

ネットで全てが完結できるので、窓口に並ぶ必要もなく、しかも安く買えます。

また、ICで乗車できるので切符を受け取る必要もありません。

家族や友人と2枚以上購入できるプランもありますので、そう言った場合も安く買えます。

また、座席も細かく選択ができるので、普通切符で既に予約してしまった友人の横の席を取ると言ったこともできます。

クレジットカードに登録の必要があり、ハードルは高いですが、使ってみると絶対に便利なサービスですのぜひご利用をご検討ください。

(ここで出てくる料金は2017年1月現在のものです。

また通常期の値段で、繁忙期の値段とは異なります。)

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