東京から新大阪の最終新幹線を乗り遅れてしまった時に使える技

「明日は大阪で朝から会議だから前乗りしなければならない」というサラリーマンの方も少ないでしょう。

そんな方が、前の日のうちに大阪に移動するためには東京から新大阪への最終新幹線「のぞみ265号」に乗る必要があります。

しかし、忙しいサラリーマンの方はいくら時間を把握していたとしても仕事が片付かず、乗り遅れてしまう事もあるでしょう。

そこで、今回はビジネス・観光問わず、新大阪行きの最終新幹線を乗り遅れた際に使えるテクニックをご紹介します。

 

①サンライズ出雲・瀬戸を利用

夜行列車がだんだん減っていく一方で高い人気を誇っている夜行列車が「サンライズ出雲・瀬戸」です。

東京〜岡山間は二つの電車が連結され運行しているのですが、岡山からは8両づづに切り離され出雲と四国に向かって走る電車です。

値段も手頃で、時期や部屋によって違いはありますが、一番安い席ですと新幹線と変わらないくらいで乗車可能です。

東京を22時ちょうどに出発して兵庫県の姫路駅に5時25分に到着します。

そう、地理に詳しい方であればお気づきかと思いますが、新大阪はもちろん大阪も三宮も神戸も停車しません。

浜松から姫路までノンストップで運転しているため、どう足掻こうが姫路までいく必要があります。

しかし、姫路から大阪まで新快速で1時間程度ですので新幹線の始発を東京で待つよりも早く大阪に着くことが可能です。

[aside type=”normal”] 22時0分発〜6時48分着
東京駅→(サンライズ出雲・瀬戸)→姫路駅 →(神戸線/新快速)→大阪駅[/aside]

 

②ムーンライトながらを利用

「ムーンライトながら」とは、現在でこそ定期運行を終了してしまいましたが、青春18きっぷの利用可能期間のみ臨時運転される夜行列車です。

運行区間は東京から岐阜県の大垣駅となっています。

あくまでも、快速電車として扱われるため特急券が必要なく格安で東京から大垣まで1本で移動可能です。

ただ、全席指定で300円〜500円程度の指定席券(時期により異なる)が必要になります。

快速電車ではありますが、一昔前までは特急として運転されていた車両を利用するため、乗り心地はそれなりに快適です。

大阪まで1本で行くことはできませんが、名古屋で新幹線に乗り換えることで、新幹線の始発を東京で待つより早く大阪にたどり着くことが可能です。

[aside type=”normal”] 23時10分発〜7時10分着
東京駅→(ムーンライトながら)→名古屋駅 →(新幹線/のぞみ)→新大阪駅[/aside]

 

③夜のうちに新横浜まで行く

夜中または、早朝に新横浜駅まで出ると、翌朝6時発のひかり493号に乗車できます。

このひかりは6時に品川駅を発車する、のぞみ99号に抜かされることなく新大阪に到着します。

たった、4分ほどではありますが、少しでも早く新大阪に着きたいという方にはオススメの方法です。

[aside type=”normal”] 6時00分発〜8時12分着
新横浜→(新幹線/のぞみ)→新大阪駅[/aside]

 

④夜のうちに静岡まで行く

22時10分発の、こだま705号静岡行きに乗るとその日のうちに静岡まで向かうことができます。

そこで、一夜を過ごし翌朝6時7分発の、こだま693号に乗ると8時10分に新大阪に到着します。

新横浜まで出るのと、2分しか変わらないので需要がないと思いますが、少しでも早くという方はご利用ください。

[aside type=”normal”] 22時10分発〜8時10分着
東京→(新幹線/こだま)→静岡→(新幹線/こだま)→新大阪駅 [/aside]

 

まとめ

品川駅で始発を待ったとしても新大阪には翌朝8時16分後に到着します。

ですので、余程のことがない限り始発を待つのが正解だと思います。

ただ、どうしても早くというのであれば、①と②が有効な手段かと思います。

一つ注意点があるとすれば、夜行列車は遅れやすいということです。

夜間なので人身事故などは少ないですが、夜間工事や貨物電車のトラブル、天候の影響で数時間遅れて到着する事も稀にあります。

そうなれば、結果的に始発を待った方が良かったとなる場合もあります。

ビジネスシーンにおいては多少のリスクがあることをご注意ください。

この情報は2017年7月現在のダイヤ情報を元に作成をしております。

そのため、電車番号や時間が異なる可能性もございますので予めご了承ください。

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