新幹線のグリーン車というと、金持ちの社長さんや芸能人、政治家が乗車しているイメージですよね。
東京〜大阪間のグリーン料金を見てみると普通指定席と比べて5000円以上も高く、庶民の多くは勿体無いと感じるはずです。
普通車よりも早く目的地に着くのであれば、ともかく3時間程の為に5000円を消費するのはバカらしくてなりません。
それでも、一度は乗ってみたいのがグリーン車です。
という事で、今回は快適性はもちろん、優越感も味わえるグリーン車のメリットをとことん考えてみました。
①座席が広い
普通車とグリーン車の一番の違いは、やはりシートでしょう。
普通車が5列シートなのに対して、グリーン車は4列シートです。
また、前後の間隔も普通車より広く、余裕で足を伸ばせるほどです。
その上に、シート自体の質も普通車より格段に上で、座り心地も最高です。
どうしても、長時間座るとお尻が痛くなる事もありますが、グリーン車に座る事で、その問題は全て解決と言っても過言ではありません。
それだけ、シートが違うという事です。
②車内が静か
グリーン車は普通車と異なる車体の加工がされているようで、走行音が若干ではありますが抑えられています。
また、ファミリーや旅行客の利用が少ない傾向にあるため、はしゃぎ声がする事もほぼありません。
そのため、普通車よりかなり静かな空間で移動ができます。
もちろん、ずっと乗っていれば小さなお子様が乗車して、泣いてしまう事もあるでしょう。
グリーン車だから泣いてはいけないというルールは、おかしな話ですので、そこはお互い様と思いましょう。
とにかく、格段に静かな事は間違いありません。
③おしぼり・雑誌が付いてくる
グリーン車に乗車すると必ずもらえるものが「おしぼり」です。
日清紡のおしぼりで、かなり質が良く新幹線で使わず、家の掃除などで使う人も多数いるほどです。
おそらく、これを貰うためだけにグリーン車に乗車している人も世の中に一人ぐらいは、いるのではと思います。
市販でも売っているそうですが、中々みる機会が少なく、ネットで手に入れるのが一般的なのかなと思います。
気になる人は「めんです」で検索すると、購入ページが出てくるはずです。
そして、もう一つの特典が雑誌です。
乗車する新幹線によって種類が異なりますが、東海道新幹線であれば時代の先端を行く雑誌ウェッジが付いてきます。
もちろん、これは持ち帰る事も出来るので、家でゆっくり読むのもありでしょう。
④人が少ない
大型連休や一部の混雑する時間帯を除いては、基本的にグリーン車は満席になる事がありません。
というより、窓側しか埋まらず、通路側が全て空いている事も珍しくないのです。
横に誰も来ないというのは、ゆっくり休みたい人や仕事を片付けたい人にとってかなりのメリットになるのではないでしょうか。
私もこのメリットを買って、グリーン車に乗る事もあります。
⑤寝過ごす事が少ない
新幹線で寝過ごしてしまったという経験がある人もいるでしょう。
グリーン車に乗るとゼロではありませんが、グリーン車専属のパーサーがいるので、寝過ごす事も少なくなります。
というのも、3両しかないので、到着直前に寝ている様子であれば、起こしてくれるパーサーもいます。
もちろん、お客さんが多い時は対応できない時もありますので、基本的には自分で起きるようにしましょう。
⑥有名人に会える可能性がある
おそらく、グリーン車に何度も乗ったことのある人であれば、有名人を見かけた事があるのではないでしょうか。
私も、グリーン車に頻繁に乗っていた頃は、有名人を見かけた事があります。
ただ、見かけたからといって話しかけたり、握手や写真を求める行為は、有名人の方にはもちろん、他のお客様にも迷惑となりますので、おやめください。
あくまでも、一瞬見てテンションをあげるぐらいに留めておいてください。
まとめ
以上が、主なグリーン車のメリットです。
このメリットが3時間5000円となると、庶民には高いと感じるでしょう。
しかし、決して無理な金額ではないと思います。
まだ、グリーン車に乗った事のない人は、一度お試しのつもりで乗車してみて、5000円の価値があるかを確認してみてはいかがでしょうか。
何故、新幹線のグリーン料金は東京~小田原間や京都~新神戸間、新大阪~姫路間などの100キロ以内の区間で1280円の別途料金しかかからないにも関わらずにグリーン車に乗らないんでしょうか?
今度、ご褒美として小田原~東京間でグリーン車に乗る予定です。
出張帰りとか疲れている時に利用すると金額以上の有難さですね(ただいま実感中♪)
最近は全然乗っていないので、記事を書いていると久しぶりに乗りたくなりました。。。