日本には現在86の国立大学が存在ます。(2018年1月現在)
国立大学とは、その名の通り日本国が運営する大学で日本最高峰の東京大学やトップクラスを誇る京都大学も国立大学です。
正式名称は「国立大学法人〇〇大学」で〇〇には東京や京都、大阪、お茶の水女子などが入ります。
しかし、横浜市にある横浜国大(通称:横国)だけは正式名称が「国立大学法人横浜国立大学」と言い、法人名以外で国立の名前が使われている唯一の学校です。
なぜ、横国だけ国立が入ってしまったのでしょうか?
3つの学校が横浜大学を申請!?
横浜国立大学も当社は「横浜大学」で申請をしていました。
しかし、同じ頃、現在の横浜市立大学と神奈川大学も横浜大学で申請を出しており、3者で話し合いが行われたそうです。
その結果、平等に「横浜大学」の名称を使わない事が約束され、仕方なく国立を付けたそうです。
どうして神奈川の名称を取らなかったのか?
国立大学の多くは都道府県の名前を大学名にする事が多いです。
しかし、横浜に限っては神奈川ではなく、横浜を希望しました。
おそらくですが、神奈川県より横浜市の方がブランド力が高かったからだと思われます。
同じような理由で兵庫県の神戸大学も市の名前が大学名に使われています。
横国の偏差値ってどれくらい?
国立大学=賢いのイメージを持たれいる人も多いと思いますが、そんな事もありません。
実際に沖縄県の琉球大学(教育学部)でしたら偏差値が45程度と言われており、普通に勉強をすれば入れない事もありません。
しかし、横国に関しては偏差値60以上が当たり前で、日本でもトップクラスの大学です。
著名な卒業生の中には上場企業の社長や政治家、学者も多く並大抵の努力では入学は難しいでしょう。
横国を目指すのであれば、少なくとも偏差値58以上は取れるようにしましょう。