賃貸にしても、購入にしても家選びで重要になる要素は「立地」「間取り」「値段」の3つです。
値段については、給料の3分の1以下が目安なので迷う事も少ないと思いますが立地と間取りについては、どちらを優先させるかで迷われる人も多いのではと思います。
特に一人暮らしとなると、家族の事も考える必要なく、自分の判断だけで決めれるので安易に決めてしまい後悔する事も多いでしょう。
そこで、今回は過去にどちらのパターンも経験した私が一人暮らしにおいて、優先させるべき方を考えてみました。
立地優先のメリット&デメリット
まずは、立地を優先させた場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
●駅から近く通勤・通学の時間が短縮できる
●コンビニやスーパーなどの商業施設も多く買い物が便利
●夜道でも街灯が完備されている事も多く安全性が高い
●終電の時間が遅い
●車や自転車の必要性が薄い
デメリット
●敷地面積が狭い
●築年数が古かったり、設備に不十分があることが多い
●幹線道路、鉄道、商業施設など騒音が気になることがある
●車を持つなら駐車場代が高い
立地を優先した生活は5ヶ月間続けました。
地下鉄の駅から徒歩1分だったので、通勤時間は乗り換え含めても20分以内とかなり便利でした。
また、休日も繁華街へ電車で1本の場所だったので外出の機会も多かったです。
ただ、家賃の予算が決まっていたので部屋自体はとても満足いくものではなく、特に水周りなどはお世辞にも綺麗と言える状況ではありませんでした。
また、幹線道路沿いで、地下鉄が真下を走っており、走行音や若干の振動を感じる事もありました。
5ヶ月で退去してしまった理由は、不満があったからではなく、仕事の関係です。
もし、転職をしていなければ住み続けていたと思います。
間取り優先のメリット&デメリット
次に、間取りを優先させた場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
●物が増えても狭さを感じない
●築浅や設備が綺麗ことが多い
●静かな環境が多く落ち着いた生活を送れる
●家が遠いことを口実に飲み会などを断れる
●車を持っていれば駐車場代が安く済む
●家に引きこもることが多くなりお金が貯まる
デメリット
●通勤・通学に時間がかかる
●コンビニやスーパーが遠い場合が多く買い物が面倒
●終電が早く、タクシーを使わざる得ない場合もある
●繁華街から遠く遊びにいく場所が限られる
●車や自転車が必須になる場合がほとんど
●街灯が少なく夜道が危険
間取りを優先した生活は3年ほど続けています。
と言っても、それほど田舎なわけではないので、近くにコンビニがあったり、駅からは歩いて15分〜20分なので車や自転車も持っていません。
ただ、通勤時間は乗り換え含めて早くても40分〜1時間程度かかり、毎日2時間も無駄な時間を過ごしていると考えるとかなり勿体無いように感じます。
間取りについては、1Kではありますがかなり綺麗で立地を優先していた時の部屋よりも広く快適です。
家賃もほぼ同じで、これだけ設備が異なるということは、都会の土地それほど高いということです。
今後も住み続けていく予定ですが、もう少し駅から近ければと思う事もあります。
結論:どっちがいい?
両者のメリットとデメリットをご紹介しましたが、結論としては立地を優先すべきだと思います。
一人暮らしにおいて必要なことは自由な時間です。
家事も仕事も両立を求められる一人暮らしでは、いくら時間があっても足りません。
実際に間取りを優先した現在は趣味を我慢している部分もあります。
なので、私が次に家を選ぶときは立地を最優先で考えると思います。
これは、家賃が多少高くなっても変わりません。
それほど、時間が大切だということです。
また、一人暮らしの場合は家にいる時間が極端に短く、正直なとろ寝るために帰っているようなものです。
なので、それほど大きな部屋や綺麗さなどは必要ありません。
もちろん、大きい・綺麗に越したことはありませんが、必要最低限の大きさ・設備があれば問題ないと思います。
あくまでも、個人の感想であり人によって重要視する事が大きく変わると思いますので参考程度にご覧ください。